プロフェッショナル の自己管理術

第6回

レッドハットの躍進を支える若きリーダー 北澤大輔さん(下)

駒井 研司 2012年8月20日
 

健康管理にiPhoneアプリ活用 

 前回は、レッドハットの北澤大輔さんに、「測定できないものは管理できない」という前提で、仕事とプライベート、それぞれの時間を記録し、時間配分を管理しているというお話を伺いました。今回は健康管理への応用や課題に迫ります。

--健康管理にも応用していますね 

 「時間以外でもやはり『測定』が出発点です。健康管理では定期的に、体重、体脂肪率、基礎代謝を測っています。といっても大げさなものではなく、簡単な機械で測定し、残って行く記録をたまに振り返る程度です。また最近は、ジョギングにも取り組んでいます。こちらもiPhone(アイフォーン)のアプリを利用しているのですが、簡単に距離の累積を確認したり、前回タイムとの比較ができるので、とても楽しいですね。おかげで無理なくジョギングを続けられています。また、走っている最中にペースを確認することができるので、途中からペースを上げたり逆に落としたりしながら、狙い通りのトレーニングをすることができています」

--現在の課題は?

 「記録をもっと生かすこと。性格的に、記録をとることは全く苦になりません。だから何年分もの詳しいデータを持っています。週次や月次の振り返りで役立ててはいますが、もっと活用できるはずだと思います」

 「以前に読んだある本に『アイデアは大事。でもそれを実現するためのもう一つのアイデアがもっと大事』という話が書いてありました。自己管理をさらに良くする『もう一つのアイデア』を現在思案中です」 

--より良い自己管理のためのアドバイスは?

 「明確な目標を持つこと。測定は管理のため。管理は目標のために行います。私の場合は、『いつか米国に住む』という家族の目標があり、自己管理は全てそこに向かっています。『無駄な時間を減らすこと』は手段であり、それ自体が目標になってしまわないよう気を付けると良いと思います」

 「あとは、成果や進捗(しんちょく)を体感できる仕組みを持つことですね。長く続けることの価値が大きい。でも、続けることって難しい。だから、日々成果をちょっとずつでも実感できるようにすることが、とても重要だと思います」

【プロフィル】北澤大輔 きたざわ・だいすけ IT企業「レッドハット」の事業企画部長。日本IBMでのコンサルタント経験を活かし、30代前半から事業と経営の管理全般を担う。

2012年8月20日「フジサンケイビジネスアイ」掲載
 
 

プロフィール

株式会社ネオレックス
CEO 駒井研司

こまい・けんじ PwCコンサルティング(現IBM)を経てネオレックス副社長。世界79カ国で利用されている自己管理のための無料iPhoneアプリ「MyStats」を発案。

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