企業と地方の「人がいない」を解決する~地方創生テレワーク&BPOという選択肢~
筆者:株式会社aubeBiz 酒井 晶子
少子高齢化と人材不足、地方の過疎化。この国の課題に対する答えのひとつが「テレワーク」と「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の活用です。 本コラムでは、2011年から完全テレワーク・BPO事業を展開してきた実践者が、潜在労働力の活用、地方創生テレワークの推進、企業の採用難解消に向けたリアルな提案をお届けします。 全国どこからでも、誰もが活躍できる社会へ。経営者、自治体、地方企業に向けた新しい働き方のヒントをお伝えします。
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第7回 完全テレワークでも離職率5%未満を実現するチームづくりの秘訣 〜組織の土台を支える“仕...
「テレワークは離職しやすい」というのは、本当でしょうか? 全員がフルリモートで離職率5%未満を実現した組織の秘訣。それは、社員が安心して働け、「この会社に貢献したい」と思える“仕組み”です。すぐに真似できる、その具体的な方法をご紹介します。
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第6回 成長戦略としてのBPO活用法 〜“外注”にとどまらない、企業の柔軟性と競争力を高める選択...
BPOは従来の外注とは違い、企業の「成長戦略」として注目されています 。人手不足解消やコスト削減に加え、業務プロセスをプロに任せることで、本業への集中、外部の知見活用、柔軟な体制構築が可能に 。競争力と柔軟性を高め、企業の未来を切り拓く賢い選択肢です 。
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第5回 「テレワークは難しい?」──よくある誤解と“うまくいかない理由”を解きほぐす
「テレワークは難しい」という思い込み、ありませんか?本コラムでは、その背景にある誤解を解き明かします 。サボりへの不安には「信頼」を、コミュニケーション不足には「設計された交流」を、進捗の懸念には「成果評価」を。制度・文化の整備と「信じる力」が、テレワークを成功に導く鍵です 。あなたの会社も「自社らしいテレワーク」で、新たな成長フェーズへ進みませんか?
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第4回 地域で働く、地域を支える──「ローカル・テレワーク」という新しい仕組み
地方創生テレワークがある一方で、地元企業と地元人材を結びつける仕組みがないという課題に対し、aubeBizは「ローカル・テレワーク」を推奨しています。これは、地元企業が地元テレワーカーに業務委託する仕組みで、人材育成やディレクションも含めた総合的なサポートを提供し、地域の持続可能な仕組みを作ることを目指しています。
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第3回 地方に眠るチカラを活かす!「地方創生テレワーク」の可能性
地域では若者の流出と高齢化が進行し、人材不足が深刻な問題になっています。しかし、実際には「潜在的な労働力」が存在しており、それが活用されていません。そこで、「地方創生テレワーク」というアイデアが重要になります。これは、都市の企業と地方の住民をICTで結びつけ、新たな雇用を生み出し、人材が地域内で循環する持続可能な経済の仕組みを構築することを目指しています。
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第2回 眠れる働くチカラ 「働きたいけれど働けない」潜在労働力を社会へ
深刻な人手不足の一方で「働きたいけれど働けていない」約300万人の潜在労働力が存在します。柔軟な働き方が課題となるなか、テレワークやBPOが時間・場所の制約を取り払い、潜在労働力と企業をつなぐ鍵となります。持続可能な社会の働き方とは?
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第1回 これからの時代に選ばれる働き方とは? ― 少子高齢化・人材不足を乗り越える組織づくりの...
「人がいない」「採用できない」「後継者がいない」──都市部・地方を問わず、多くの企業や自治体が抱える共通の悩みです。少子高齢化が進み、労働力人口が減少の一途をたどる中、日本全体が深刻な人材不足に直面しています。
プロフィール
株式会社aubeBiz(オーブ・ビズ)
代表取締役 酒井晶子(さかい あきこ)
兵庫県出身。繊維メーカー、外資系企業、広告代理店勤務を経て、これまで3000名以上の研修企画、採用・人材育成に携わる。
2011年に全員がフルリモートで働く組織構築に携わり、様々な事情で外勤が難しい人が在宅で起業家をサポートする「在宅秘書サービス」を展開。
2022年 株式会社aubeBiz設立。サービス名称をMy Back Office®に改め、秘書業務に限らず、あらゆるバックオフィス業務や各種サポートをワンストップで提供。
著書に、電子書籍「女性を活かす組織作りの教科書」「リモートワークで人も組織も伸びる」「0から始める地方創生テレワーク」等。
Webサイト:株式会社aubeBiz