プロフェッショナル の自己管理術

第4回

「CamiApp」プロジェクトリーダー 山崎篤さん(下)

駒井 研司 2012年8月5日
 

「気分の波」に合わせた仕事時間配分

コクヨS&Tで、プロジェクトリーダーを務める山崎篤さん。自己管理で実践しているのは①スポーツ選手が試合に臨むように月曜から金曜までを過ごす②時間をうまく使いこなして高いパフォーマンスを出す③始業前、朝の2時間を活用する ― ことでした。今回は〝こつ〟や課題に迫ります。

――時間をうまく使うこつは

「『どの時間帯に何をするか』を強く意識しています。人間なので、どうしても波があります。昼食前は集中しやすいのですがその分ちょっとピリピリするとか、逆に昼食後は何事もちょっとゆったりするとか。私の場合は午後2時から4時までは『使い物にならない時間』です。考え方には向かないので単純作業や面談にあてています。集中力は落ちますが、気持ちが和らいで面談には向きます。午前中に社内で話をすると厳しすぎてしまったりします」

――波はどう抑えますか

 「波は抑えようとは考えません。波に応じてやることを変える。それによって自分の中に波があっても、全体のパフォーマンスには出さない。こんな考え方をしています」

――現在の課題は

 「『新しいことへの時間の確保』。キャミアップに取り組む前から、企業向けのITサービスの『@Tovas(あっととばす)』事業を担当しています。また、IT業界団体の役員も務めています。それぞれの役割に使う時間は簡単に記録し、円グラフでチェックすることでバランスを保てますが、役割はなかなか減らないので、新しい事業を考えたり、行動したりする時間が減り気味です。社内では『新しい価値を生み出す』専門職になっているので、時間配分を再調整しなければと思っています」

――より良い自己管理のためのアドバイスは

 「早起きできるなら、朝の活用は絶対おすすめです。あと、あまりキチキチと考えすぎないこと。自分の心を疲れさせないように注意しています」

山崎 篤 やまざき あつし コクヨS&T @Tovas事業開発部長兼CamiAppプロジェクトリーダー。30代前半から部長に抜擢され、IT業界団体、ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム(ASPIC)理事なども務める。


2012年8月5日「フジサンケイビジネスアイ」掲載
 
 

プロフィール

株式会社ネオレックス
CEO 駒井研司

こまい・けんじ PwCコンサルティング(現IBM)を経てネオレックス副社長。世界79カ国で利用されている自己管理のための無料iPhoneアプリ「MyStats」を発案。


HP:株式会社ネオレックス

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