ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第80回

“笑顔の土台”は「腸」にある、一般社団法人腸活環境育成協会を設立

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、一般社団法人腸活環境育成協会 代表理事 腸改善専門家 神谷陽子(かみやようこ)さんです。

一般社団法人腸活環境育成協会 代表理事 腸改善専門家 神谷陽子さん

お仕事について教えてください

私は一般社団法人腸活環境育成協会を設立して、今年で10年になります。

腸活によって人が本来持つ健康力を引き出し、健康寿命と平均寿命の差──特に女性で13年ともいわれるこのギャップを、「5年以内」に縮めることを目標に活動しています。

お客様から「好きな服が着られるようになった」「人生が前向きになった」と言っていただけると、本当に嬉しいですね。

70代でダイビングを目指す方や、糖尿病家系のリスクを乗り越えた方もいらっしゃいます。

健康はゴールではなく、「どんな人生を生きたいか」にたどり着くための“手段”だと、日々実感しています。


起業の原点は?

もともとは医療事務として病院に勤務していました。

当時は、「患者さまをお客様のように笑顔でお迎えすること」をテーマに、接遇改革に取り組んでいました。

一方で、資格や技術があっても人間関係に悩み、職場を去ってしまう方を数多く見てきました。「どうすれば心の笑顔が育つのか」。そんな問いを抱く中で生まれたのが、独自の「笑顔力メソッド」です。

ヒアリングや傾聴、産業カウンセラーとしての学びを重ね、「人が辞めない職場をつくりたい」という想いで取り組んでいましたが、気付けばその活動に注力するあまり、私自身が退職することに(笑)。

30代後半には、見た目から変えるアプローチをカルチャーセンターで教えるまでになっていました。


「腸活」にたどり着いたきっかけは?

笑顔を学びに来られる方の多くは40代女性でしたが、ある時、社会復帰を目指す20代の女性と出会いました。

彼女はいつも元気がなく、食事について聞いてみると、講座に通う自分へのご褒美として、食事をアイスクリームに置き換えていると話してくれました。

その瞬間、私は「栄養不足が不調の原因ではないか」と感じたんです。思い返せば、私自身も忙しさから菓子パンで食事を済ませ、便秘や疲れが重なり、休みの日は眠るだけの日々を過ごしていました。

栄養不足は、活力のなさやイライラなど、心の状態にも影響します。

そこから「栄養と心の関係」を本格的に学び始めました。


協会設立の道のりを教えてください

働く女性は疲れがたまり、休日を睡眠だけで終えてしまうことも少なくありません。

そこで、月に1回、「作り置きのお料理を作って、持ち帰ろう!」という講座を始めたところ、反響が広がりました。

さらに勉強を深めていく中で、「笑顔のためには、まず腸を整える必要がある」と確信するようになります。

そこからは即座に行動し、協会を立ち上げ、腸の老化を防ぐための取り組みを始めました。

今でこそ「腸活」という言葉を耳にしますが、私が協会を立ち上げた当初は、まったく響きませんでした。

それでも、「作り置きお料理講座」を主催し、喜んでもらえた経験があったからこそ、その流れで酵素ドリンクづくりの講座を企画しました。

受講者が次々と体の変化を感じてくださり、「腸が健康のカギを握っている」と伝える大きな手応えを得ました。

そこで、酵素ドリンクの効果を数値で示そうと研究機関に提出したのですが、返ってきた言葉は予想外のものでした。

「これ、酒造法違反ですよ」。

発酵が進み、アルコール度数が1度を超えてしまっていたのです。講座は白紙となり、大量のテキストも破棄することになりました。

ショックでしたが、「早くわかって良かった」と前向きに捉えたこの経験が、“安心・安全を徹底する”現在の協会運営につながっています。


今、そしてこれからの想いを教えてください

現在は、「腸活をビジネスとして届けたい」と願う看護師さんや薬剤師さんなど、医療知識を持つ方々が多く訪れます。

受講者と一緒に「今の自分に合った道」を探しながら、“腸活プランナー”として活躍できる環境を整えることも、私の大切な役割です。

また、新しい取り組みとして、拠点である長野県松本市を飛び出し、各地で「ぐるっ歩」というウォーキングイベントも開催しています。

“いつでも、どこでも、なん歩でも”を合言葉に、歩きながら地域の魅力や食文化と出会える仕掛けを盛り込んでいます。

健康はゴールではなく、“自分らしく生きる”ための手段。

「未来の健康力」と「人生設計」をセットで届けたいと思っています。

健康寿命と平均寿命の差を5年に縮めることができれば、ご家族の介護の時間や医療費を“幸せな時間”に変えていける──人生をもっと楽しめる人が、増えていくと信じています。

腸から笑顔を広げ、人生を彩るお手伝いを、これからも続けていきます。




【腸改善専門家 神谷陽子さんのプロフィール】
一般社団法人腸活環境育成協会 代表理事
東京都内で腸活・腸育に取り組んでいる信頼と実績の協会・一般社団法人腸活環境育成協会は、体や心の健康に大きな影響を与えることから一般的に「第二の脳」とも言われている腸の働きに着目し、腸を活かすための知識や方法をできるだけ多くの方にお伝えしたいと願っています。
「腸管自体の健康」「腸の老化防止」「腸内環境の整え」という3つのポイントを中心にして実践的に学べる講座やセミナーを開催しております。
腸を賢く育てるための生活習慣を学べるセルフケア講座をはじめ、専門性を磨いてライフスタイルデザイナーとしての資格取得を目指す講座、食生活改善のための料理教室等、幅広く展開していますのでぜひご利用ください。

神谷陽子さんの著書『「賢い腸」に育てる腸活!』

今回インタビューした神谷陽子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
一般社団法人腸活環境育成協会 代表理事  腸改善専門家 神谷陽子さん


 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
      主婦の就職支援「ララワーク

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

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