ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第65回

ひとりの女性として自信になるような写真を届けたい…

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、Studio Zui (スタジオズイ)代表 フォトグラファーの松井なおみさん(まついなおみ)さんです。

Studio Zui代表 フォトグラファーの松井なおみさん

お仕事について教えてください

フリーランスフォトグラファーです。

スタジオや出張先にて女性起業家のプロフィール写真をメインに撮影し、ホームページやSNS、書籍や広告など幅広く活用していただいています。

「Studio Zui」のZuiを漢字で表すと「髄」。物事の最も重要な部分という意味です。

表面的な表現にとどまることなく、その方の内面、芯の魅力を写し出すことを大切にしています。

最も大切にしているのは、瞳の輝き。

お顔立ちによって“光”を組み立て、その方の眼差しから、生き生きと血の通った人間としてのエネルギーを伝えます。こうして女性を光で輝かせることが最も得意であり、私の誇る写真テイストです。


女性起業家を撮影するようになったきっかけは?

美術の短大を卒業後、23歳の時に通ったカメラ教室で写真の面白さに目覚め、この世界へ飛び込みました。

24歳から5年間アシスタントとして修行し、2001年に29歳でフリーランスフォトグラファーとして起業。2017年から名古屋市東区にスタジオを借りています。

独立当初は地域の情報誌をはじめとする雑誌掲載用の被写体、例えば飲食店取材であれば料理や店のイメージ、スタッフの人物写真などからスタートしました。

女性起業家を撮るようになったきっかけは、結婚式の前撮りです。

プロのヘアメイク、プロのカメラマンの手にかかると、花嫁さんがまるでモデルのように美しく輝く姿を目の当たりにし、こんな素敵な瞬間が結婚式だけではもったいない…

女性が輝ける瞬間はもっとある!

その思いから、女性起業家を撮影するようになりました。

未来のお客様がその方に初めて会うのが、プロフィール写真。

せっかく良いサービスを持っていても、写真が暗かったり、素人っぽさが出ていたりして本来の良さが台無しになっている場合も少なくありません。

私の思いと技術で、価値をきちんと届けたいのです。


松井さんのスタイルを大きく変えた出来事とは?

独立から10年ほど経った頃、ファッション撮影が得意な男性フォトグラファーのお手伝いに行く機会が何度かありました。

当時の私は、「撮影の仕事は動きやすさが命!」

ほぼTシャツにジーンズ姿。アシスタントやカメラマンは目立つ必要はないし、「オシャレなのに写真はイマイチ」よりも「一見ダサいのに写真が上手」な方がカッコイイとさえ思っていました。

ところが先輩から呼び出されまさかの言葉が…。

「ウエストポーチとリュック、それとサンバイザーも禁止!」

極めつけは、「そんな服装でモデルさんが素直にあなたの指示を聞くと思う?」

自分を全否定された気がして、ショックのあまり、その日の夜は眠れませんでした。

しかし、その言葉がきっかけで、外見は内面の表れであり、おしゃれは相手への敬意や信頼につながることを学びました。

「見た目を整える」ことが、仕事上でも大切だと気づき、ショッピング同行のサービスや、プロからのアドバイスを素直に取り入れるようになりました。

また、思い切って憧れだったショートヘアにしたら、似合うファッションが一変して大正解!ホテルのエレベーターでたまたま居合わせた方にヘアスタイルやファッションを絶賛されたり、パーティーで同席した方に「おしゃれですね」と褒められたり、以前の私では考えられませんでした。

自分自身のプロフィール写真もプロの力を借りて一新すると、「この人なら絶対に綺麗に撮ってくれそうだったから」と撮影のお申し込みを頂くことも。

おしゃれは信頼への架け橋でもあるのです。


松井さんのお仕事のこだわりは?

私は別名「歩くスタジオ」。お客様のお店やご自宅にも照明機材を持って駆けつけます。

そして、撮影後の仕上げにも徹底的にこだわります。

色味や明るさ、コントラストなど、一枚一枚丁寧に仕上げていきます。

修正は、修正したと分からないほど自然に仕上げるのがこだわりです。その分、スピード納品がなかなかできないのが課題ですが…。

そこには「写真で女性を輝かせたい」この想いが強くあります。

自分の理想を先撮りしたプロフィール写真は、一歩先の未来から、今の自分へ手を差し伸べてくれるような力をも秘めているのです。

そして、もっと言えば、仕事をしている、していないに関わらず、ひとりの女性として自信になるような写真を届けたい。

写真を見返す度に「私まだまだいけるわ!」と前向きに励まされるお守りのような一枚を…。



【フォトグラファー 松井なおみさんのプロフィール】

プロフィール写真からホームページ・SNS用写真はもち ろん、広告を含むメディア媒体の撮影もお任せ下さい。

Studio Zui (スタジオズイ) 代表

Studio Zuiは、自分らしく輝いて生きる女性を、写真で応援するスタジオです。
テーマは「Be yourself」
雑誌・広告業界で20年以上の実績があるフォトグラファー松井が、あなたらしさと魅力をギュッと1枚に凝縮したプロフィール写真を始め、お仕事に関わるイメージカットなどあなたのプロモーション活動を「伝わる写真」で応援します。



今回インタビューした松井なおみさんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
フォトグラファー Studio Zui  代表 松井なおみさん

 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
      主婦の就職支援「ララワーク

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

◆ララ・コンシェルジュについてはこちらから

 ・HP
 ・女性起業家デジタルbook
 ・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
 ・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
 ・インスタグラム :ララ・コンシェルジュ
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 ・公式ライン:ララ・コンシェルジュ

主婦はキャリア!

ララワークは、40代からの女性の再就職を応援します。
その方に合った就職先を一緒に探し、就職後もフォローアップします。
子育てがひと段落した主婦の方が、当たり前に活躍する社会を目指します!

◆ララワークについてはこちらから

 ・HP:主婦の就職支援「ララワーク」
     女性の採用「ララワーク」
 ・公式ライン:主婦の就職支援「ララワーク」

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