駒井研司が聞く プロの自己管理術

第28回

ダイエットの秘訣は楽しむこと 雑誌編集長 山口裕之さん(1)

駒井 研司 2014年5月5日
 

 多くの人が取り組んだことがあり、失敗を経験する「ダイエット」。どうすれば成功できるのか? 「ゆるレコダイエット」というスマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリをネオレックスと共同開発した女性誌「フィッテ」の編集者、山口裕之さんに聞いた。

 駒井 長年の経験を踏まえ、ダイエットで一番大切なことは何だと思いますか。

 山口 自分に合ったやり方を見つけることです。ダイエットに、これ一つ絶対というものはない。それぞれの体、心、時期、生活スタイルに合うものを探す必要があります。だからフィッテでは毎月、さまざまな切り口から色々なダイエット方法を紹介し続けています。

 駒井 体や時期に合わせてというのは分かりますが、心や生活スタイルに合わせるとはどういう意味ですか。

 山口 自分にある程度プレッシャーをかけた方がいいのか、できるだけプレッシャーがない方がいいのか。人によってやりやすいアプローチは違いますよね。また、毎日仕事で夜遅くまで帰れない人もいれば、どうしても外食が多くなる人もいる。

 駒井 そこを考慮しないで「毎晩30分間体操」とか「必ず30品目食べる」などをいきなり実行してもうまいくいかないということですね。

 山口 そうです。「ちょっと歩く量を増やす」とか「おかわりをやめる」とか。特別なことではなく、無理をしないで、自分にとってとても簡単なことからはじめると良いですね。雑誌では“2週間で痩せる!”といった特集を組むこともありますが、2週間で終わるという意図ではありません。その先も続けていくことが重要。2週間くらいで成果を実感できるので、その先もがんばって、という内容です。短期間で5キログラムも10キログラムも痩せるダイエットは、確実に体に悪い。健康を損なわないことは大前提です。

 駒井 着実に長く続けていくための秘訣はありますか。

 山口 楽しむことです。“ダイエットをしている自分”を楽しむ。そのためには成果や変化を見えるようにすると良い。フィッテの名物付録で「カロリー手帖」という冊子がありますが日記なども良い。少しずつでも進展していることを自分に分からせることがポイントです。(つづく)

                   ◇

【プロフィル】山口裕之 やまぐち・ひろゆき 学研パブリッシング。今年25周年を迎えた美容&健康の女性誌「フィッテ」編集長。44歳。福岡県出身。

2014年5月5日「フジサンケイビジネスアイ」掲載
 
 

プロフィール

株式会社ネオレックス
CEO 駒井研司

こまい・けんじ 自己管理のためのiPhoneアプリ「MyStats」(マイスタッツ)発案者。

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