駒井研司が聞く プロの自己管理術

第32回

子供たちの人としての成長見守り ラグビースクール講師 楢崎和正さん、松下武司さん(1)

駒井 研司 2014年6月2日
 

 東京都小金井市など4市にまたがる都立小金井公園。その一角を占める「ゆりの木広場」は、毎週日曜日の午前になると赤いラグビージャージーを着た子供たちであふれ、元気な声が響き渡る。その独特の取り組みや哲学からテレビ番組や雑誌にも取り上げられている小金井ラグビースクールで、10年以上にわたり講師を務めてきた楢崎和正さんと松下武司さん。2人に「大人が導く子供の自己管理」について聞いた。

 --小金井ラグビースクールとは

 楢崎 幼児から中学生までを対象としたラグビースクールです。講師は50人ほど。多くは生徒の保護者で、全てボランティアで運営されています。現在の生徒数は180人。40人以上の女の子もいます。最近は女子も男子も、関東や東京の選抜チームに入る子が毎年でています。スクール卒業後に高校・大学ラグビーで活躍する選手も少しずつ。創立18年。老舗有名スクールには及びませんがいよいよ実績ができ、態勢が整い始めたところです。

 --これまでにどんな子供を教えましたか

 松下 低学年から中学生まで幅広く担当してきました。ここ数年は、東京都のスクール所属中学生の選抜チームにもコーチとして参加しています。あと息子も娘も、小金井ラグビースクールでお世話になりました。

 楢崎 さまざまな学年を担当してきました。息子はもう卒業しましたが、双子の中学生の娘たちは今も男の子たちと一緒にラグビーを続けています。

 --たくさんの子供たちの成長を見守ってきた

 松下 そうですね。練習に来ても参加しない子、友達とけんかしてしまう子、学校にうまくなじめない子。運動が得意な子、苦手な子。ラグビーが好きでたまらない子、大嫌いな子。本当にいろいろな子がいました。

 楢崎 そんな子供たちが長い時間をかけて変化し、人として成長していく。中にはラグビーにのめり込み、努力して花園でプレーするほどの選手になる子もいる。びっくりするような成長を、たくさん見せてもらってきました。(つづく)

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【プロフィル】楢崎和正 ならざき・かずまさ 小金井ラグビースクールの小学生担当講師。食品メーカー勤務。47歳。東京都出身。

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【プロフィル】松下武司 まつした・たけし 小金井ラグビースクールの中学生担当講師。東京都ラグビーフットボール協会普及育成委員。電機メーカー勤務。43歳。大阪府出身。

2014年6月2日「フジサンケイビジネスアイ」掲載
 
 

プロフィール

株式会社ネオレックス
CEO 駒井研司

こまい・けんじ 自己管理のためのiPhoneアプリ「MyStats」(マイスタッツ)発案者。

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