ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第83回

離婚、不登校を乗り越えて――“子育て”が導いたオンリーワンの女性起業家支援

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、サポート株式会社 代表取締役 起業コンサルタントの宮脇 小百合(みやわきさゆり)さんです。

サポート株式会社 代表取締役 起業コンサルタントの宮脇 小百合さん

お仕事について教えてください

「オンリーワンプロデューサー」として、女性起業家のビジネス立ち上げから成長までをサポートしています。サポート株式会社として23年間、マーケティング戦略の構築から心のブロックに寄り添うカウンセリングまで、一貫して幅広い視点で伴走してきました。

女性が自分らしい働き方を見つけ、経済的に自立し、輝ける未来をつくることを目指しています。


起業に至るまでの背景は?

原点は、5歳の頃に遡ります。自動車整備工場を営む両親の苦労を見て、「私にできることはないか」と幼いながらに考え、幼稚園の先生に車検時期を尋ねたのが、人生初の“営業”でした。

小学生になると、先生方の車種や車検時期をノートにまとめ、自ら進んで定期的に声をかけるように。お客様との関係性を築き、継続的にサポートする――この体験が、今の仕事の根幹になっています。

会社員時代はキヤノンマーケティングで企画職を経験し、その後トレンドマイクロ日本創業メンバーとして、まだ売れていなかったウイルス対策ソフト『ウイルスバスター』のプロモーションを担当し、日本シェアNo.1へと成長させる一端を担いました。「売れないものをどう売るか」を追求した経験は、現在のマーケティング支援の大きな土台になっています。


起業を決意されたきっかけは?

退職後は主婦として暮らすつもりでしたが、夫のリストラが転機となりました。

生まれたばかりの長男を抱え、「何ができるだろう」と考え、これまでの経験を活かして周囲の女性たちの起業をサポートし始めたのが起業の原点です。

ビジネスがうまくいかない理由は、戦略面だけにあるわけではありません。

「お金を受け取ることへの抵抗」や「人間関係の悩み」など、心の問題が深く関わることも多い。私自身、男尊女卑の環境や夫婦関係の悩み、シングルマザーとしての子育てなど、多くの壁を経験してきました。

そうした経験があるからこそ、お客様の心に寄り添い、脳科学を取り入れたコーチングやカウンセリングで、根本原因に向き合うサポートができています。


子育ての経験は、今のお仕事にどのように影響していますか?

私の人生において、子どもたちは常に大きな存在でした。特に息子たちの不登校に直面した時、「学校に行かないなら、自分で稼ぐ力を身につけたらどうか」と考え、私の仕事の一部を手伝ってもらう形で“ものを売る”経験を実践的に教えてきました。彼らが自力でお金を稼ぎ、未来を切り開く姿を見たことは、私自身の働き方や価値観にも大きな影響を与えています。

子育てで培われた「育む力」や「信じる力」は、お客様の本音をくみ取り、可能性を最大限に引き出す上で欠かせないものになりました。女性が家庭と仕事を両立しながら活躍するために、実践的で再現性のあるサポートを提供する――そのスタイルは、まさに子育てから学んだことが大きな土台になっています。


実績を積み上げてきた過程について教えてください

始まりは、子育て中に私が購入した100万円相当の幼児教育教材でした。その教材を息子に使っていると、周りの主婦たちが興味を持ち、12人もが同じ教材を購入したのです。その話を聞いた教材会社の社長から依頼を受け、営業マン向けのコンサルティングを5年間担当しました。思いがけない形でお仕事が舞い込んできた最初のきっかけでした。

さらに、自宅の片付けを依頼した収納家さんから「私を売り出してほしい」と相談され、サポートしたところ、テレビや新聞、雑誌に引っ張りだこの人気講師に。

2年間、彼女の専属プロデューサーとして活動する中で口コミで実績が広がり、「売り込んでほしい」という依頼が殺到し、現在の仕事の形へと繋がっていきました。

自然と広がっていったご縁であり、今の私をつくった大切な経験です。


今後、どのような未来を描いていますか?

私のもとには、コーチ、コンサルタント、サロン経営者、講師、協会設立を目指す方まで、さまざまな女性が訪れます。「何をしたらいいかわからない」「SNSが苦手で集客できない」と悩んでいた方が、自信を取り戻し、楽しそうにビジネスに取り組む姿を見ることが、何よりの喜びです。

「働くことって、こんなに楽しいんだ」

その喜びを一人でも多くの女性に届けたい。

そして、生活のためだけではなく、心豊かに輝ける未来をつくりたい。

女性たちが経済的に自立し、自分の力で未来を切り開く――そのための伴走者として、これからも共に歩んでいきたいと考えています。



【起業コンサルタント 宮脇 小百合さん】
サポート株式会社/代表取締役
日本カレーパン協会/会長・専務理事
宮崎県出身
資格や経験を活かしてビジネスしたい人の“はじめての起業”をサポートし、プロデュースするコンサルタント特に、女性起業家のサポートに力を入れており全国23カ所5000人以上が独立起業のセミナーに参加している全くのビジネス初心者であっても売れる仕組みがつくれるように、わかりやすく丁寧にサポート。

競合が真似できない「売れる物語」を一緒に創り上げます

今回インタビューした宮脇 小百合さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
サポート株式会社 代表取締役 起業コンサルタント 宮脇 小百合さん


 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
      主婦の就職支援「ララワーク

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

◆ララ・コンシェルジュについてはこちらから

 ・HP
 ・女性起業家デジタルbook
 ・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
 ・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
 ・インスタグラム :ララ・コンシェルジュ
 ・Facebook:ララ・コンシェルジュ
 ・公式ライン:ララ・コンシェルジュ

主婦はキャリア!

ララワークは、40代からの女性の再就職を応援します。
その方に合った就職先を一緒に探し、就職後もフォローアップします。
子育てがひと段落した主婦の方が、当たり前に活躍する社会を目指します!

◆ララワークについてはこちらから

 ・HP:主婦の就職支援「ララワーク」
     女性の採用「ララワーク」
 ・公式ライン:主婦の就職支援「ララワーク」

ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

同じカテゴリのコラム

おすすめコンテンツ

商品・サービスのビジネスデータベース

bizDB

あなたのビジネスを「円滑にする・強化する・飛躍させる」商品・サービスが見つかるコンテンツ

新聞社が教える

プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。

広報機能を強化しませんか?

広報(Public Relations)とは?

広報は、企業と社会の良好な関係を築くための継続的なコミュニケーション活動です。広報の役割や位置づけ、広報部門の設置から強化まで、幅広く解説します。