多言語化を制するものがグローバル化を制する

第33回

世界の英語: お国なまり事情(アメリカ編)

WIPジャパン株式会社  上田 輝彦

 

世界の英語
お国なまり事情(アメリカ編)

アメリカには英国のような複雑な方言分布はありませんが、エリアや人種によりさまざまなバリエーションがあります。大別すると、東海岸は比較的単調でイギリス英語に近く、中西部は標準米語、西海岸は抑揚が強く、南部には独特の方言やゆっくり話す傾向があります。

例えば、fogを東海岸では[fyg]または[fa:g]、中部では)[fyg]、南部では[fag]、「ドーナツ」を東海岸ではfried cake、中部ではfat cake、南部ではcookie…等々。アメリカ人がcot、caught、bomb、balmの4語をどう発音するかによってその人の出身地をほとんど特定できるらしいのですが、はたして本当?


 

WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦(うえだ てるひこ)

福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学(法学部)在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行(大阪)、英国ケンブリッジ大学大学院留学(歴史学部)を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。

一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事


Webサイト:WIPジャパン株式会社

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