多言語化を制するものがグローバル化を制する

第31回

通訳と翻訳、混同してませんか?

WIPジャパン株式会社  上田 輝彦

 

通訳と翻訳、混同してませんか? 通訳と翻訳、通訳者と翻訳者。この間には、役割と業務内容に明確な違いがあります。

まず、翻訳者は文書や書かれたテキストを一つの言語から別の言語に変換します。これは主に書籍、ウェブサイト、技術マニュアル、契約書、映画の字幕などの形式で行われます。翻訳は時間をかけて行われるため、翻訳者は文化的な違いや専門用語の正確な用法などをより深く理解することができます。

一方、通訳者は主に口頭でのコミュニケーションをサポートします。つまり、話された言葉をリアルタイムで別の言語に変換します。これはビジネス会議、国際会議、医療や法律の場面などで行われます。通訳はその場の状況に応じて即座に反応する能力が必要とされます。要するに、翻訳者は書かれた言葉を、通訳者は話された言葉を別の言語に変換するのです。

「予訳」では、たくさんの通訳者から自分の要望と予算にあった通訳者をセルフサービスで選ぶことができます。PCかスマートフォンさえあれば、世界どこでも通訳が可能です。
「予訳」 https://www.yoyaq.org/


 

WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦(うえだ てるひこ)

福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学(法学部)在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行(大阪)、英国ケンブリッジ大学大学院留学(歴史学部)を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。

一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事


Webサイト:WIPジャパン株式会社

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