第3回
「あー、こいつは成功して当然だ。」と思われる人になる。
一般社団法人ベストライフアカデミー 前田 出
人生は一冊の伝記を
書いているようなもの。
喜多川泰さんの「賢者の書」から
「成果を追い求める」のではなく、
「成果を出せる人」になる大切さをお伝えします。
君は、
今日一日過ごすことにより、
自らの伝記に新たな1ページを
書き加えたことになる。
書くことができるのは、
今日、一日分だけなのだ。
という事は、
やるべきことはただ一つ。
君の伝記を読んでいる人が、
今日のページを読んでいる時に
「あー、こいつは成功して当然だ。」
「この人は、絶対成功する人だ。」
と確信できるような
一日にすることだ。
そう思われない人間が、
最後のほうで大きな成功を
手に入れることは決してない。
人生という伝記は、
過去を書き直すこともできないし、
未来を先取りして書くこともできない。
そう、
人生の最後から
書いていくことはできない。
今日しか
書き足すことはできない。
書き足す方法は、
「行動」と「言動」だ。
伝記というのは
エピソードで作られる。
どんな時に、
どういう行動をとったか?
窮地に追い詰められた時に、
何と言ったか?
そういうものが
積み重なって完成する。
君は、
君の伝記を読んでいる人間が、
君は将来絶対に成功する人間であると
確信できるような
一日にすればいいだけなのだ。
そうすれば、
成功するのはわかっている。
いいかい。
繰り返すが、
多くの人は、
人生において何を手に入れ、
どんな成功を
手に入れるかという事を
追い求める事には必死になるが、
自分がどういう人間だと
思われているかに
ほとんど注意を払っていない。
今、君が何を持っているか、
人より優れているかは
どうでもいいことだ。
長い人生において
そういうことは刻々と変化する。
大切なのは、
君が将来、
成功するに足る人間だと
思われるかどうかだ。
もし、
そう思えてもらったなら、
たとえ今、
何も持っていなくても
案ずることはない。
すべての成功は
向こうからやってくる。
それまでの過去がどうであれ、
今この瞬間から、
今日一日を、
「この人は絶対成功する人だな。」と
思えるような一日にし、
それを、
すべての今日という日で
続けるだけで成功は手に入る。
いいかい、
君が今日、書けるのは
伝記の1ページだけだよ。
しかし、
その1ページで、
これからの成功を
約束させることはできる。
(賢者の書より抜粋)
そうですね。
今、私たちは自分の伝記の1ページを
作っています。
「この人なら、将来成功するに違いない。」
と思われるような1ページにする。
今日できることは、
それだけです。
もう書いてしまったページを
何回も読み返して悔しがったり、
腹を立てても仕方ありません。
まだ書かれていない
白紙のページをめくって
不安になっても仕方ありません。
今日できることは、
将来成功するに違いないと思われる
「行動」をして、
将来成功するに違いないと思われる
「言葉」を使う事。
さあ、
今日も楽しく生きましょう。
プロフィール
一般社団法人ベストライフアカデミー
代表理事 前田 出(まえだ・いずる)
人生・事業を成功に導く サクセスナビゲーター®創始者
「好きを仕事にしよう!」をテーマに、 ホビークラフト界では最大の25000名のコミュニティを構築。年商9億円の企業に成長させ、 結婚式のブーケを押し花にする押し花クラフト、 ビーズアクセサリーの一大ブームを巻き起こす。58歳でM&Aで上場企業に売却。新たなビジネスモデルとして、 一般社団法人を母体とした事業「協会ビジネス®」を構築し、10年間で200協会の設立、運営指導に関わる。 未来を確定させ、逆算で目標を立てて達成していく 「逆算思考」のメソッドで10万人を超える企業や協会、経営者を指導。2~3年で年商1億円を超える組織を多数輩出。この事業を息子に事業承継し、3回目のシニア起業。「夢を応援する人が豊かになる社会を作る」を理念に、 一般社団法人ベストライフアカデミー設立。人生100年時代に活躍するコミュニティリーダーという働き方を提唱。
著書に『一気に業界NO.1になる「新・家元制度」顧客獲得の仕組み』(ダイヤモンド社)、『「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度』(アチーブメント社)等。
Webサイト:一般社団法人ベストライフアカデミー
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