女性活躍企業100選 ~女性の採用「ララワーク」~

第5回

社員からの提案で事業を拡大|従業員がチャレンジし続ける理由とは【株式会社D'EFFORTインタビュー】

株式会社With us  執筆

 


このコラムは、女性が活躍し成長を遂げている企業が、今どのような取り組みをしているのか、女性活躍に対する企業の思い、今後の展望などを、女性の採用「ララワーク」の長橋と福田が女性目線でインタビューしていきます。

今回は、株式会社D'EFFORT 代表取締役の東 智洋様に話を伺いました。

従業員のチャレンジを後押しする「理想の職場」

― 本日はよろしくお願いいたします。まずは、御社の事業内容を教えてください。

「ここから訪問リハビリケア」という訪問看護ステーションを運営し、訪問看護・居宅介護支援の事業をしています。訪問看護・居宅介護支援とは、看護師や理学療法士が主治医の指示のもとで医療サービスやリハビリテーションを行うものです。

理念は、

自分の大切な人を

看てもらいたいと思えるサービスを

です。

看護・介護というと体のケアのイメージがあるかもしれませんが、私たちは、皆様の体のケアだけでなく、心を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。「ここから訪問リハビリケア」という名前には、皆様の「こころ」と「からだ」を支えたいというわたしたちの想いが込められています。

― 訪問看護ステーションは何箇所あるのですか。

現在16店舗あります。神奈川県に15店舗と、千葉県に1店舗。また、これから鹿児島県にもオープンする予定です。弊社に鹿児島出身のスタッフがいて、地元に戻って訪問看護をしたいという要望があったので、鹿児島に店舗を出して任せることにしました。

― 従業員さんの要望が通るのですか!

何かやりたいことがあればプレゼンをしてもらって、それがいい提案であれば、実現するために会社がバックアップしています。毎年何かしらの提案を実現していますね。昨年は、従業員からの提案で訪問美容を始めました。

― そんな挑戦をさせてもらえるのですね。従業員の皆さんにとってはすばらしい環境ですね。

そうですね。ただ、挑戦するからにはオーナーとして自律してもらいたいので、あまり手出し口出しをせず、任せています。結果、うまくいかないこともあるんですよ。たとえば、昨年も鹿児島県鹿屋市というところに訪問看護ステーションを開いたのですが、そこはうまくいかず、4ヶ月ほどで閉じることになりました。

― そういう場合に、東さんが運営を代わることはしないですか。

もちろん、「私だったらこうする」と思うことはありますよ。ですが、任せる以上、相手を信じて見守るようにしています。

女性にとって働きやすい会社とは

― 従業員さんは何名くらいいらっしゃるのですか。

看護師や理学療法士などを合わせて180名くらいです。そのうち6割が女性、4割が男性です。男性看護師も30名います。

― 男性看護師も多いですね。

そうですね。私ももともとは看護師で病院勤務をしていたのですが、男性看護師はまだまだ少なくて、全体の0.8割程度です。その割合を考えると、当社は男性看護師がとても多いですね。

採用にあたって男性女性の区別はしていませんが、たとえば、女性の方がきめ細やかなサポートができるといった違いはありますよね。その点で、今の6対4という割合は、当社にとってはちょうどいいバランスです。

― 御社では女性の方が多く働いていらっしゃいますが、女性にとって働きやすい職場とはどのような環境だと思われますか。

女性だからということではありませんが、従業員にはそれぞれ家庭がありますよね。子育てをしている人も多いです。ですので、無理なく働けるようにしたいと考えています。

たとえば、お子さんの学校で面談がある場合には、有給や半休をとるのが一般的ですよね。ですが当社では、休みを取らず、訪問看護の合間に行ってきて構わないと伝えています。仕事中に雨が降ってきたら、洗濯物を取り込みに自宅に寄っても構いません。それくらい融通を利かせてもよいのでは、というのが私の考えです。

そして、有給は面談のためではなく、リフレッシュや楽しみのために使ってもらいたいですね。

今後の展望:社長がチャレンジし続けることで、従業員に背中を見せたい

― インドネシアに進出されると伺いました。

はい、バリ島で事業を始めようと考えていて、法人設立の準備をしています。

― どのような事業をされるのですか。

EC関連です。実は私は日本でもECの事業をしているのですが、現地でも新しく始めて、現地の方を雇用する予定です。

― 看護やリハビリに加え、美容や不動産の事業もなさっていると伺いました。そして次はインドネシア。次々に新しいことに挑戦されていますね。

常にチャレンジしていますし、まだまだチャレンジし続けたいと思っています。私が背中を見せて、従業員にも新しいことにどんどんチャレンジしてもらいたいですね。それが会社の発展にもつながると信じています。

インタビュー企業:株式会社D'EFFORT

 

プロフィール

【インタビュアー】
株式会社With us 女性の採用「ララワーク

女性の採用「ララワーク」とは…
子育て経験のある女性が、当たり前に社会で活躍する、そんな女性活躍社会を目指して、女性がいきいきと働く企業を増やします!子育てというキャリアをもった女性人材を企業に紹介し、定着のサポートまでお任せください。

◆ララワークについてはこちらから

 ・HP:主婦の就職支援「ララワーク」
     女性の採用「ララワーク」
 ・公式ライン:主婦の就職支援「ララワーク」


株式会社With us 代表取締役 長橋 知世
静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、女性が活躍する企業を増やし、本当の意味の女性活躍社会の実現を目指して活動している。

Webサイト:女性の採用「ララワーク」
      主婦の就職支援「ララワーク」
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
      サポートプラス社会保険労務士事務所


株式会社With us 取締役 福田 由季子
桐蔭学園高等学校卒
立教大学理学部数学科卒

IT企業に勤務後、退職して夫の海外駐在に帯同。現地で出産・子育てに専念する。

帰国後、専業主婦の在宅ワークチームを立ち上げ、PCスキル指導を通じて再就職を支援。

現在は、IT企業で企業ホームページの集客支援や採用サイト制作を手掛けるほか、企業研修講師として人材開発にも携わる。

Webサイト:株式会社ウェブリックハウス


セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

◆ララ・コンシェルジュについてはこちらから

 ・HP
 ・女性起業家デジタルbook
 ・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
 ・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
 ・インスタグラム :ララ・コンシェルジュ
 ・Facebook:ララ・コンシェルジュ
 ・公式ライン:ララ・コンシェルジュ


サポートプラス社会保険労務士事務所は、横浜を拠点に、企業様の保険関係手続き、給与計算、人事労務相談、助成金のサポートをしております。
事務所開設当時から、スタッフは全員女性で、テレワーク雇用を可能としており、子育てと両立しながら働くことができる環境づくりを実践しております。
サポートしている顧問先様の成長が一番の喜びです。

◆サポートプラス社会保険労務士事務所についてはこちらから

・HP:サポートプラス社会保険労務士事務所


株式会社ウェブリックハウスは、SEO対策を柱とし、戦略コンサルティング、企業研修を行う企業です。
毎月40万人を集客するライター集団が、お客様の会社の売上アップに貢献します。

◆株式会社ウェブリックハウスについてはこちらから

・HP:株式会社ウェブリックハウス

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