驚愕の発展を加速するミャンマー

第8回

交通の要衝!その国はミャンマー

木村 賢嗣 2019年11月7日
 

昔から交通の要衝は、大きな経済成長へとつながってきました。

交通手段が発達した現在でも、陸海空の所要時間が鍵となっています。


グローバル社会として重要なことは将来性のある市場の存在と、位置関係です。

世界人口 約76億人

中国   約14億人

インド  約13億人

ASEAN      約 6億人


東南アジアと、その周辺国は世界人口の約半数近くが居住している地域です。

平均年齢は 25~30才の国が多く、人口動態もビラミッドに近く、さらに人口ボーナスの恩恵を有している国があります。(世界子供白書2017|ユニセフ 引用)

インドネシア 499万人/年

フィリピン  238万人/年

ベトナム   158万人/年

ミャンマー  94万人/年


これから急成長する国が、東南アジアには多く存在しています。


陸送

車社会の台頭

ヤンゴンでは渋滞が大きな課題となっています。

市場が大きくなるために必要となる「交通網」を考えたとき、陸送が重要となります。

建設が進むアジアハイウェイ

各国で「アジア・ハイウェイ」の建設が進んでおり、ベトナム、タイ、ミャンマーを結ぶ「東西回廊」、「南部回廊」はインド洋に向けた大動脈となります。

ミャンマーは中国とインドに陸で接しており、アセアン各国とアジア・ハイウェイで結ばれていきます。


ミャンマーの鉄道

ミャンマーの鉄道は戦時中に大きく飛躍して、鉄道の総延長距離は東南アジア No.1 で約5,900Km、毎年約100Kmの延伸工事をしています。

日本の古い車両も、たくさん使われています。

ヤンゴン~マンダレーの総延長 約700kmでは日本の支援で整備が進められ、日本製の新型車両が使用される予定です。


航空


飛行場は 27 空港があり、ヤンゴン国際空港(RGN)には、ANAの直行便が毎日就航しています。

国内外に 約36 路線が就航しています。


地方路線は本数が少ないため移動計画が必要です。ミャンマーとの時差は 2.5時間です。

他のアセアン各国は 1~2時間になっています。


港湾


ミャンマーの港湾

ヤンゴン港(上)、ティラワ港(下)

主要港湾は 10港 があります。

日本からの支援は、ティラワ港とダウェー港があり、港の整備も進んでいます。


ミャンマーの船舶

 (上) クルーズ船

 (中) 運搬船と漁船

 (下) 水上バス


東アジアと中東、欧州を結ぶ海路では、約900kmのマラッカ海峡を航行していま

近年は周辺国の協力により監視体制が強化さていますが、現在でも海賊の被害があります。


交通の要衝

ミャンマーに隣接するインドと中国

昔からミャンマーは、交通の要衝として世界から注目されていました。道路は「アジア・ハイウェイ」で結ばれ鉄道は延伸と整備が進み、パゴーに新空港を建設予定、ダウェーには東南アジア最大規模の経済特区が建設される予定です。


近い将来、アジアに欠かせない交通の要衝として発展していきます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 
 

プロフィール

合同会社ジーフロッグ
代表社員 木村 賢嗣

富士通株式会社へ新卒入社後、日本初の銀行ATM搭載タッチパネル設計に 従事(スマホのタッチパネルなど現代に欠かせない礎を築く)、世界初と なるプラズマディスプレイ設計に従事。その 後、セイコーエプソンにおい て、USB2.0規格に準拠したスキャナーの組込みソフトウェア開発に従事。 リーマンショックの影響により建築業界へ転職、飛び込み営業として営 業 スキルを習得。

日本の人口減少という課題にミャンマー人材と共に解決に取り組み、ミャ ンマー発展のために寄与することを経営理念として、2019年3月に合同会 社ジーフロッグを設立、CEOに就任。

30年以上のエンジニア経験と過去の実績を活かしたイノベーターとして、 ミャンマーと日本の新しい未来を創造するため活動している。


HP:合同会社ジーフロッグ

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