日本政策金融公庫のうち、国民生活事業から創業者が借り入れを
申し込む際のポイントをお伝えします。
今回は申請の流れの中で、それぞれの項目別に留意すべきポイント
をお伝えします。大きく下記のような流れで申請がすすみます。
1.必要資料の持参・郵送による申請
2.担当者との面談
(1)担当者から面談日程の調整の連絡
(2)面談当日
(3)面談後の追加確認事項についてのヒアリング・連絡
3.融資実行
(1)決定の連絡
(2)契約
(3)借入金の振込
今回は「1.必要資料の持参・郵送による申請」および「2.担当者との
面談のうち、(1)担当者から面談日程の調整の連絡」についての
留意点を説明します。
必要資料の持参・郵送による申請の前に事前相談をおすすめする点に
ついては前回で触れました。
申請後おおよそ1~2週間程度の間に面談日程の調整の連絡があります。
支援機関によっても異なりますが、日本政策金融公庫 国民生活事業の
場合には封書により日時指定の連絡が入る場合が多いようです。
もし申請後2週間程度待って連絡が無い場合は電話確認されることが
望ましいです。
面談の日程は平日の日中を指定されるため、万が一、都合が悪い場合は
できるだけ早く担当者に連絡の上、日程調整を行うことが必要です。
次回は「2.担当者との面談」のうち、「(2)面談当日」における
面談に望む際のポイントをお伝えします。
ビジネスクリエイション株式会社
平村 一紀
ビジネスクリエイション株式会社 代表取締役 中小企業診断士
大学卒業後、サントリーフーズ株式会社入社、マイク株式会社を経て平成14年、中小企業診断士の資格登録と同時にコンサルタントとして独立。
中小企業診断士の全国ネットワーク会社㈱L2L代表就任した後、ビジネスクリエイション㈱を設立。
このコラムをもっと読む
創業者・小規模企業者のための資金調達
- 第6回 申請の流れの中で、それぞれの項目別に留意すべきポイント
- 第5回 創業融資の申請する前におすすめの事前相談とは
- 第4回 融資に備えて事業アイデアをまとめる3つのステップ
- 第3回 創業者の資金調達 事前に理解しておきたい3つのポイント
- 第2回 創業者の資金調達 創業現場でみられる誤解の例とは
- 第1回 資金調達にあたっての創業者と小規模企業者の違い
同じカテゴリのコラム
-
株式会社データデジタルデザイン
-
大村 倫
-
坂本 憲彦
-
坂本 憲彦
-
「後半戦起業」で人生が変わる・・・ストックビジネスで勝ち続ける
大竹 啓裕
-
坂本 憲彦
-
落藤 伸夫
-
前田 出
-
木村 賢嗣
-
角野 浩
-
宮川 則子
-
瀧田 理康
-
岩松 勇人