第1回
冥王星水瓶帰還は革命の狼煙
株式会社ANGEWORK 桐生 雄洋
ご挨拶と当コラムの方針等
イノベーションズアイ読者の皆様、初めてお目にかかります。
今回より場所をお借りしてコラムを掲載させて頂きます。
当コラムでは皆様に歴史の新しい側面を以下のテーマでご紹介します。
● ビジネスと占いとの意外な関連
● 歴史的な事件を占術の視点で読み解く
● 占星術がどういう視点と基準で判断しているかを説明
占いという非科学的で怪しいジャンルを扱う以上、以下を徹底し遵守します。
● 特定宗教団体への勧誘、寄付要求等は一切行わない
● 立証可能なデータを添付し、客観的に判断する
2023年1月5日から不当寄付勧誘防止法が施行されたこともあり、この分野は社会から厳しい目を向けられています。法を遵守した上で、役立つ記事となることを目指します。
寛大なお気持ちで軽くお付き合い頂けますと幸いです。
本編：冥王星水瓶帰還は新時代の革命となるか
1．冥王星と水瓶座の移動
第1回は、冥王星の社会影響を扱います。
冥王星は執筆時点で、山羊座という空の領域に位置しています。
これが2023年3月からは隣の水瓶座へ移動し、ここに約20年ほど滞在します。
占星術師は、惑星と星座等の位置関係が社会に影響を及ぼし、星座を移動する時にサイクルを開始・終了させると考えます。今回は冥王星に絞り、掻い摘んで解説させて頂きます。
今回の主役・冥王星は天文学で準惑星扱いですが、占星術では惑星扱いで重要視されます。
占い師は、冥王星の星座移動の際に社会の激変とお金の流れを変動させる、と考えます。つまり、激変が目の前に迫っていると予測している訳です。
2．冥王星のサイクルと歴史
歴史上の激変例を紹介します。
冥王星の公転周期は約250年程で、前回水瓶座に移動したのは1778年頃です。
この近辺における主な事件を列挙します。
共通点は「支配体制の脱却と革命」です。
全ての場所で革命が起きるのではなく、この現象を世代的に誘導する力を持つと考えます。
また、惑星が星座を移動する際、星座によって変化・世相の方向性が変化すると見なします。水瓶座は「人道と革命」が主なテーマであり、今回も何らかの革命が想定されます。
ちなみに、今の山羊座に冥王星が移動したのは2008年頃でした。
この時期の波乱は説明するまでもありません。
2008年以前の冥王星移動は1995年、さらに前は1984年です。
この頃の社会現象や始まった事、終わった事を一度調べてみて下さい。他にも冥王星のサイクルと位置関係は重要な時期に発生しています。
3．破壊と再生の力
冥王星は星座のテーマに反逆する要素を徹底的に破壊し再生する、という力を持つと占い師は考えます。2008年-2023年の山羊座は「権力と利益」がテーマでした。
今まで冥王星は支配階級を更に富ませ、腐敗を進行させ、中流階級を二極化し、権力に逆らう者を支配下に置き、破壊した事になります。
しかし、冥王星は水瓶座に移動し、テーマが変化します。今までの強権的な支配構造や家長制度は時代に沿わず、今度は破壊の対象とされてしまいます。
破壊には常に再生が伴いますが、再生は次に冥王星が入った星座のテーマで行われます。
では水瓶座のテーマは何か、というと前述通り「革命」です。
4．現代の革命がやってくる
水瓶座の冥王星は、権力革命・技術革命で再生を行います。
強権体制は崩れ小規模コロニー(州政府)化が進み、届かなかった声が上に届き始めます。
AI・ドローン・ロボット・自動運転等々、夢の技術は遂に常識まで到達します。古い利権や技術は破壊対象であるため、技術力による格差は懸念されます。
また、斬新で革新的なアイデア、クラウドファンディングの活性化が期待できます。企業の押し付け型だったコマース戦略は更に衰退するでしょう。
AIは芸術や法律に激変を起こし、誰も止められません。
これも水瓶座時代の主役であり、仕事や趣味の常識を塗り替える劇薬となります。ビジネスパーソンはこの波を無視せず取り込むべきかと思われます。
自然な日本語で注文するとソースコードを作ってくれるサービス「AI Programmer」が登場
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1444554.html
5．女性とコミュニティの力が強まる
昨今のジェンダー問題は根深く、混乱と波乱ばかりが目立ちます。
ですが、水瓶座時代では本当の意味で女性が活躍する時代が到来します。
前回の産業革命時代、Mary Wollstonecraftは 「女性の権利の擁護」を発表し、権利の回復活動を行いました。
A Vindication of the Rights of Woman：1792
今回はSNSによる影響と法律の是正が期待できます。
6．革命のスケジュール
冥王星の水瓶座移動は2023年3月です。
が、これはXデーではなく、種は既に蒔かれ芽が出始めた段階です。逆行という現象も関連し移行期間が継続します。
簡単に言えば、
・革命の準備は完了
・騒動は2023年から2025年頃
・2025 - 2044年に社会浸透
と想定されます。
7．この時代を生き抜くために
残念ながら革命の移行時は混乱と争いの時期となります。
産業革命も安定期まで多くの血が流れました。
そして水瓶座に紐づけされる天王星という惑星は、突発的で先が読めない不規則な言動を促します。動機・原因の理解が難しい事件、犯罪、事故が多数発生するはずです。
以下を意識し、知識と意識のアップデートをすることが生き残りの秘訣となるでしょう。
・全体より個の要求を満たす
・独占より共存共栄を重視する
・新技術を積極的に使いこなし血肉とする
今回はここまでとなります。お付き合いありがとうございました。
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プロフィール
株式会社ANGEWORK
代表取締役 桐生 雄洋
株式会社ANGEWORK 代表取締役。
大手電力会社・家電メーカーのSEを経てIT開発専門会社を設立。今も現役として日々設計実装をこなし、有名企業から駆け込み寺として、AI、ドローン、LiDAR、光学・医療機器関連他のIT開発依頼を多数請け負う。
己の器を覚るため魔術・占術を幼少より独学で研究。SEとして培った知識を活かし自社サイトにて占星術自動計算システムを公開中。先の見えない現代に占術をビジネス活用の指針として実現させる事を目指す。
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