B to B企業のメタバース、インダストリアル・メタバース基礎講座
筆者:株式会社アルゴバース 瀧田 理康
メタバースはエンターテイメントやゲームの世界で注目され、市場が急激に伸長しています。しかし、実はメタバースは製造業をはじめとするB to B企業にとっても有効な概念であると考えられます。この領域でのメタバースを私たちは「インダストリアル・メタバース」と名付けます。このコラムでは、メタバースの基礎から出発して、最終的にはB to B企業にとってのメタバース、インダストリアル・メタバースとは何かをさぐっていきます。
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第5回 メタバースでイベントを開催するとき考えるべき「重さ」とは
メタバースでイベントを開催するとなると、参加人数がミーティングより格段に多くなります。弊社の場合には広報・PR部門があるのでメタバース記者発表会といったもものも開催しています。そこで得たメタバースでイベントを開催するときのポイントとして有用な「重さ」について今回はお話したいと思います。
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メタバースは新しい形のホームページになるのではないかと思っています。かなりプラットフォームもテンプレートも使いやすくなってきた今、これを使ってホームページのように企業のやっていることを展示というか掲示していくのです。
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第3回 NFTってなんだ?基本的なNFTのやり方と身ぐるみはがされないための注意点
メタバースという言葉とともによく聞かれるNFTとは何かという疑問に、事例をまじえて回答します。
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メタバースに関連する言葉として、web3.0(またはウエブスリー)、ブロックチェーン、NFTなどがあります。これらはそれぞれ新しい考え方や技術で、もちろん相互に深い関係があります。しかし、中にはその本質を理解できずに言葉だけが先に使われているケースもみられます。今回は、BtoB企業の視点からweb3.0について考えてみましょう。
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メタバースという言葉は、「メタ (meta) 」と「ユニバース (universe)」を組み合わせたものです。初めてこの言葉を使ったのは、1992年に発行された『Snow Crash』という小説といわれています。
プロフィール
株式会社アルゴバース
代表取締役社長 瀧田 理康 (たきた・さとやす)
東京理科大学電気工学科卒。また、武蔵野美術大学造詣学部にてデザインを、京都芸術大学美術科にて写真を学ぶ。現在は、株式会社アルゴバース代表取締役社長として映像制作事業、PR事業。市場・技術調査事業の3つの事業を統括しつつ、XRグラスによるソリューションや3DCGの制作、メタバース事業といった新規事業を担当している。15年ほど半導体業界で部品製造のベンチャー事業を行い、その際の米国や欧州とのビジネス経験をベースに新規事業開発コンサルティングおよび技術の国際展開のコンサルティングを行ってきた。現在も中小企業大学校でアドバイザーを務める傍ら、自社の事業変革として2021年からは3DCG制作事業、2022年からはメタバース事業に注力している。
・中小企業診断士、リスクマネジメントプランナー(一般財団法人リスクマネジメント協会)、PRプランナー(PRSJ)
・著書は「新規事業開発」「経営基本管理/マーケティング」(ともに日本マンパワー出版)等
Webサイト:株式会社アルゴバース