営業担当になった技術者のための「あらためて知っておきたい」営業マナー

筆者:株式会社アルゴバース  瀧田 理康

B2B企業では、技術部門の方が営業部門に異動になることは珍しくありません。しかし、実際に自分がそうなったら、いきなり営業現場に行ってどのようにしたらよいかわからずに困ってしまうという不安があると思います。アルゴバースでは、このような方や、技術部門に限らず他部門から異動されたばかりの方、あるいは新入社員の方に向けに、「営業基本のキ」と称して、営業マナー研修を行ってきました。その中で皆様の要望が多いテーマをこのコラムで述べていこうと思います。

  • 第4回  メールでのコミュニケーション(ビジネスマナー 基本のキ編)

    メールでのコミュニケーションについて、営業担当者として押さえておきたいポイントを述べます。

  • 第3回  呼称、敬称、敬語の使い方に慣れよう(ビジネスマナー 基本のキ編)

    肩書をつけるのは、上の人にゴマをするということではありません。これは必要なことなのです。しかし、それは神経を使うことでもあります。つまり、間違えてはいけないのです。相手がどんな役職なのか、それを常に意識していなければなりません。昇進の季節などはかなりピリピリここに神経を使わなければなりません。

  • 第2回  名刺交換の基本マナー〜その時に慌てないために

    この簡単なはずの名刺交換、実際にやってみると次のようなことになったりします。●こういう時に限ってカバンの中で名刺入れが見つからない●手がかじかんで、名刺入れから1枚ずつうまく取り出せない●相手とお互いに名刺を出し合ったので、相手の名刺を両手で受け取れない●相手の人数が多すぎて、名刺交換が終わったころには誰が誰だかわからなくなってしまったなどなど。このような「困って慌ててしまう状態」をどうすれば解決できるのでしょうか?

  • 第1回  たかが挨拶、されど挨拶〜お客様への最初の挨拶(ビジネスマナー 基本のキ編)

    初めて会う人に、最初に元気よく挨拶をするのは、誰でも少々躊躇するところがあるかもしれません。しかし、営業となると話が違います。これは仕事なのですから、きちんとしなければなりません。特に今まで技術部門にいた人にとっては、この最初の挨拶は、たかが挨拶、されど挨拶で、恐怖に近いものがあるかもしれません。そういうときは、「役者になった」と考えるしかありません。そう、これは仕事なのです。そう割り切りましょう。

プロフィール

株式会社アルゴバース
代表取締役社長 瀧田 理康

東京理科大学卒。自動車関連部材メーカーで、事業企画担当に抜擢され、本部長直下で一人で事業企画を担当。全国の販売会社、子会社と本社との橋渡し、各種会議、社長会、イベントのファシリテーションを行う。軌道にのったところで、社内ベンチャーの立ち上げメンバーに指名され一からやり直し。行ったこともなかったシリコンバレーや欧州への売り込みから工場生産管理まで行い、利益率20%の事業まで作り上げた。独立性が高く事業価値が高かったため、最終的に事業売却となる。アルゴバースでは、新規事業開発、広報・PR&販促の分野で技術がわかる点を強みに、BtoB企業のクライアントを広げている。事業売却とそれに至った経験と理論を体系化して、新規事業開発の支援を本格稼働。単なるコンサルティングではなく、最終的に実務を伴うソリューション提供をモットーとしている。

・中小企業診断士、リスクマネジメントプランナー(一般財団法人リスクマネジメント協会)、PRプランナー(PRSJ)
・著書は「新規事業開発」「経営基本管理/マーケティング」(ともに日本マンパワー出版)等
・2020年、「新規事業実務研究会(旧:ステージゲート法実践会)」立ち上げ


Webサイト:株式会社アルゴバース

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