マーケッター山本康博の気になる商材と先取りトレンド分析

筆者:株式会社 ビジネス・バリュー・クリエイションズ  山本 康博

月に一度、筆者自身が気になった世界を俯瞰して気になる商品やサービスを取り上げていく。今後日本でトレンドになりそうなものから、すでに火が付きそうなものまでタイムリーに分析発信。また、日本の歴史文化、治安、おもてなし風土、円安などを背景として大きな流れが今後どうなるのかなども分析。マーケティング的な観点から分析し続けてみる。

  • 第2回  少子化待ったなし!対策として結婚新生活支援事業の一環で世帯最大60万円がもらえるかも

    厚生労働省の最新の人口動態2024年速報値で、都道府県別の合計特殊出生率は8年連続で1.20となり、すべての都道府県で前年よりも低くなっています。メディアでも大々的に取り上げられている通り最も低かったのは東京都で0.99と初めて1.0人を下回りました。低いのは次いで北海道1.06、宮城県1.07、秋田1.1と北海道東北が比較的低くなっていて、逆に高いのは沖縄県1.60、宮崎県、長崎県1.49、鹿児島県1.48、熊本1.47,福岡1.46と西日本が若干高めの傾向となっています。

    少子化待ったなし!対策として結婚新生活支援事業の一環で世帯最大60万円がもらえるかも
  • 第1回  世界の中で日本の位置するところと、これからの大きな潮流。円安による消費変化で節約志...

    日本は世界経済の中で、島国と比較的高い同一民族性という独自の消費文化と経済状況に応じた変化に対して皆で対応し、比較的同じ傾向に走りがちという特有のトレンドが存在すると考えます。特に2024年下半期、円安進行が相次ぐ値上げなど消費に与える影響は大きくなっています。円安による消費変化が主なポイントとして挙げられますが、円安は海外からの製品やサービスが高くなり光熱費の電気代やガソリン、輸入食料、外食費高騰など消費者の基本的な生活根幹費用を含めて購買意欲に変化をもたらしています。

    世界の中で日本の位置するところと、これからの大きな潮流。円安による消費変化で節約志向でこれから流行ってくるものとは。2024年下期のトレンド。日本の消費トレンドと円安による影響展望

プロフィール

株式会社ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表
山本康博(やまもとやすひろ)

1965年東京都出身、21歳でアメリカ留学から中途帰国でサラリーマン、伊藤園、日本コカ・コーラ、JTと20年間勤務。2020年損害保険ジャパンにて顧問。何も無いところから、お客様が気づいていないヒット商品やブラマネ組織を作り出す達人。常にクライアント経営側を意識してお客様視点から商材を立案。予算ゼロでもヒット新商品を世に出した叩き上げキャリアブランドマーケッター、現在でも複数のメーカーにて現役ブランドマネージ指導、マーケティング顧問として活動。潜在ニーズ研究家。東京オリンピック2020フィールドキャスト、2022年読者が選ぶビジネス書で総合グランプリ受賞した”1日1話365人の仕事の教科書”の中の一人として8月1日を執筆。

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2024年9月26日開催 第5回 対談企画 メーカーマーケティング実務経験者とのインタビュー

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