代表取締役/公認会計士 髙野健二氏
M&Aの相手先探しからスキームの検討、バリュエーション(株価算定)、デューディリジェンス(買収調査)、交渉、クロージング、買収後の統合(PMI)までの相談をお受けしています。
M&A仲介会社は、売り手側企業と買い手側企業と契約し、双方から成功報酬を得ることが多いのですが、当社は売り手なら売り手、買い手なら買い手の企業とのみ組んでM&Aコンサルティングを行っています。
買い手側についてM&Aを仲介する場合、買収後に社外役員や顧問として入り、人事面や経営面などの深い部分について詳細な話を聞きながらアドバイスを行い、経営が軌道に乗るまでのお手伝いをするケースもあります。
固定費をできる限り絞り込み、自社の経営維持のために無理な取引をせず、お客様のために誠心誠意を尽くし、良い案件だけを扱うことに徹しています。
最近は若い起業家を中心に、会社がある程度成長したところで売却し、その資金をもとにして次の勝負に挑むという、アメリカのシリコンバレー的な考え方を持つ経営者が増えています。なかでも多いのがIT系。あらゆる業種にITが欠かせなくなっており、「この分野で良いIT企業はないか」という問い合わせを数多くいただいています。AI(人工知能)関連のニーズが多いほか、最近ではITエンジニアの採用が難しくなっているので、エンジニアを確保するためにIT企業を買収したいという要望も増えています。
今後は弁護士やIT系フリーランスの仲間を巻き込み、事業を進めていきたいですね。異業種の企業がIT企業を買収したあと、経営に苦労することも少なくありません。そこで、お客様がIT企業を買収したあと、PMIや経営をうまく行っていくためのサポートを提供する構想も温めています。
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「フジサンケイビジネスアイ」