経営コンサルティングのヒーズ(東京都千代田区)は、後継者候補の育成が喫緊の課題となっている企業向けに「考トレ:仮説・検証マスタープログラム」を開発、提供を始めた。仕事に取り組む上で基本となる「考える力」を実務に即して身につけ、自分で考え行動できる自己完結型社員を増やすのが狙いだ。
ヒーズのウェブサイト内の「考トレ」のページ
企業の持続的成長に不可欠な資金繰り、マーケティング、マネジメントの3項目に絞って、「誰が」「何を」「いつ」「どうする」ことで解決できるかについて仮説を立てて行動し検証していく。この体験を通じて一人一人の考える力が磨かれ、社内での意思疎通がスムーズになるという。これにより後継者候補や幹部社員の人材育成につなげる。
サービスは、「『考トレ』実践会(2時間、税別6万円)」「同CMプログラム(3カ月、60万円を予定)」「同CMMプログラム(6カ月、135万円を予定)」。事前の個別相談会を無料で実施している。
2021年6月末までに実践会30社、CM15社、CMM8社を獲得し2000万円強の売り上げを目指す。
「フジサンケイビジネスアイ掲載」