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ガラケーは日本文化、利用者の受け皿に

株式会社携帯市場 掲載日:2018年6月4日

携帯市場の粟津浜一社長
携帯市場の粟津浜一社長

携帯市場・粟津浜一社長に聞く

スマートフォンや従来型携帯電話(ガラケー)など中古携帯電話の買い取り・販売を専門に手がける携帯市場が、ガラケー利用者向けサービスを拡充している。5月18日には「ガラケー商品開発研究所」を設立し、利用者の課題解決に向けたサービス開発などに取り組む。今月9日には利用者向けイベントを開催する。利用者目線でサービスを提供する粟津浜一社長に現状と今後の展開などを聞いた。

--創業から9年目に入った

「現在は中古携帯電話の仕入れ先を代理店から法人にシフトしている移行期。2016年は7対3で代理店が多かったが、17年は4対6で法人が勝った。会社から貸与される携帯電話の切り替え時期にあわせて買い取っている。こうした機会は頻繁にあり、法人からの買い取りだけでなく販売も増やしていく」

--ガラケー利用台数は

「約3000万台といわれる。通話や操作のしやすさなど使い慣れたガラケーへの愛着に加え、スマホはインターネット接続されており個人情報流出が怖いという人も少なくない。需要があるためガラケー専門店『携帯市場 神田本店』を東京・神田に17年11月に開設した。ガラケーに特化した店舗は他にない。ガラケー人気が衰えないのは、スマホとは代替関係ではなく、全く違うものととらえられているからだ」

--どんな人が購入しているのか

「20~30代はスマホとの2台持ちとして購入しているほか、シニアの買い替え利用も増えている。新しい機能や操作を覚えるのは大変で負担が大きいからで、子供や孫がプレゼントとして購入していくこともある。今では販売の6割がガラケー。懐かしさや思い出として買う人もいる。それだけガラケーには魅力があるということだ」

--研究所を設立した理由は

「ガラケーが手放せないシニアが今一番必要なものは何か、利便性を上げるにはどうしたらいいかを考えるため設立した。スタッフが調査員となって利用者の声を聞き、課題解決に向けたサービスや商品の開発に生かしていく。また調査リポートなど情報発信やガラケー利用者の交流も行う。今月9日には神田本店で、イベント『携帯市BAR』を開催する。イベントを通じてガラケーの良さを知ってほしいからで、われわれはガラケー利用者の受け皿になる」

--販売チャンネルは

「買い取り・販売はサイトのほか、神田本店、ベイシア前橋モール店(前橋市)、カインズ上里本庄店(埼玉県上里町)、嵐山店(同嵐山町)の4店を運営している。今期中に10店舗まで増やしたい。出店先は地方を考えている」

--業績は

「販売は月1万5000~2万台と堅調で、業績は右肩上がりで推移、18年4月期は過去最高の売り上げを達成できたとみている。好調な業績を踏まえて上場を目指したい。ガラケーはダサいとか時代遅れとの声も聞くが、3000万人から支持されており、ガラケーはもはや日本文化であり、守っていきたい」

--今後の展開は

「今年4月に新たなミッションとして『ひとりひとりの携帯生活に新たな彩りを』を掲げた。携帯電話を使うシチュエーションのすべてとかかわっていくためで、第1弾としてEC(電子商取引)サイトでコカ・コーラ社製品を扱うようにした。家電製品などを将来扱う可能性もある」

【プロフィル】
粟津浜一 あわづ・はまかず
筑波大大学院理工学研究科修士課程修了。2004年ブラザー工業入社。09年アワーズ(現携帯市場)設立し社長。38歳。岐阜県出身。

【会社概要】
携帯市場
 ▽本社=東京都千代田区神田富山町1-2TKKビル6階
 ▽設立=2009年1月
 ▽資本金=2000万円
 ▽従業員数=55人(パート・アルバイトを含む)
 ▽事業内容=中古携帯電話の売買・修理、中古携帯電話の販売店サポート

「フジサンケイビジネスアイ」

 
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