オフィス移転支援を手掛けるヒトカラメディア(東京都渋谷区)は、入居者、退去者に対してオフィスの居抜き物件をマッチングする会員限定サイト「スイッチオフィス」を開設した。居抜き物件の認知度を上げ、情報発信・取得を支援するプラットホームを目指す。
同社では、居抜き物件を活用すれば330平方メートル当たり、退去時の原状回復費で400万円、入居時の内装構築費で2000万円が節約できるとしている。
居抜きは入居側、退去側の双方にニーズの高い移転手法となっているものの、物件情報が少ない上に、退去者と入居者、オーナーの3者に対する細かな調整が必要で、移転事例が少なくオフィス業界になじみが薄い。
対象エリアは東京都の千代田区、港区など10区と、横浜市の中区、西区など4区。
「フジサンケイビジネスアイ」