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ダイレクトヒューマンマーケティング、泥臭いコンサルで顧客の信頼獲得 ~創業1年目から黒字経営~

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営業・マーケティング支援のダイレクトヒューマンマーケティング(DHM、東京都渋谷区)は創業1年目で黒字経営を実現した。泥臭く相手に寄り添い、徹底的に深く入り込んで伴走するコンサルティング姿勢が受け入れられたためで、顧問先は30社に達した。代表取締役CEOの岡村孝和氏は「一期一会を大事にし、人脈を広げてきた結果」と言い切る。

「がむしゃらな1年だった」。2025年4月に創業した岡村氏は初年度をこう振り返った。当初は売り上げ1000万円を目標に掲げたが、ふたを開けてみると3000万円超に達し、最終黒字も果たした。収入源となる顧問先を増やすことができたからだ。

何が奏功したのか。岡村氏は「顧問といっても表面的なアドバイスや資料提供といった“口先”だけのコンサルが多い。それでは顧問先が抱える課題の解決につながらない」と指摘。そこで差別化戦略として取り入れたのが、顧問先と一緒に動く伴走型支援コンサルだ。一方で、認知度を高めるためSNSなどによる発信やイベント・交流会に積極的に参加した。レスポンスの早さに加え、「いじられキャラ」「変人」という特異な性格も「覚えられやすさ」につながり認知獲得に寄与した。

この作戦が見事に的中した。相談相手を求める経営者は少なくないからで、1on1(ワン・オン・ワン)による対話型コーチング手法を駆使し泥臭く課題などを聞いていく。アナログ的アプローチが受けるそうで、課題を洗い出すために過去の受注要因などのヒアリングに時間をかける。

そのうえでターゲットを定め、営業の進め方、組織の動かし方などに当事者として関わる。将来の見込み客の情報を集めるリード獲得から商談、受注まで一緒になって伴走する。しかも軌道に乗るまで責任を持つという支援スタイルを貫く。こうして信頼関係を構築、営業支援だけでなく経営コンサルのような立ち位置で深く関わる顧問先も出てきた。

岡村氏は「押しが強いわけではないので、親しみやすさを大切にしている。どんなことでも気軽に相談してもらえる関係性を築くため」という。相手との距離を縮めることで言いにくい悩みや本音を探り出し、効果的な提案につなげる。認められればリピートや新規顧客の紹介を期待できる。

顧問先を聞くと、2社の名前が挙がったので同社ホームページの事例紹介を覗いてみた。

その1社が、ADHD(注意欠如・多動症)に特化した人材紹介サービスを展開するアルファ・ネットコンサルティング(大阪市淀川区)。楢原洋平代表取締役は抱えていた課題について「一番は東京のネットワーク構築。経営者同士をつなげられるネットワークを持ち、本当に信頼できるパートナーが必要だった」と話していた。岡村氏と出会ったことで「質の高い経営者と会う機会が増えた。特に大きかったのは上場企業の創業系社長とのコネクションができたこと」という。

そのうえで「(岡村氏は)常に動いてくれる。フォローアップの質も全然違う。リード獲得で終わらず、進捗管理までしっかりサポートしてくれる。短期的成果だけでなく、長期的なパートナーシップを大切にしてくれるので信頼関係も構築できる」と評価した。

AI活用支援のsai X aid (東京都文京区)の甲斐凛太郎代表取締役は「リード獲得方法が限られていたことが一番の課題で、柔軟に対応してもらえるパートナーが必要だった」という。そこで選んだのがDHMで、「名刺交換代行からメルマガの配信などマーケティング周り、不特定多数へのアプローチ、見込み客の育成まで幅広い支援」を依頼。信頼を得たことで顧問的にも動いてもらっているという。

そのうえで「(岡村氏は)上場企業の方とつながる活動をしており、実際に元上場企業社長に仲間として入ってもらったことが一番大きな成果」と強調。「つながりの質の高さが本当に大きな強み」と話した。

DHMが得意とするのは人とのつながりを生かしたマーケティングだ。人脈を生かし顧問先が求めるリード獲得から商談、受注まで実践し成果を積み上げていった。順調に滑り出した岡村氏は3年後について「社員10人、売上高1億円を目指す。その後は倍々ゲームで売り上げを伸ばし5年後に上場」という青写真を示した。現在は社員ゼロで、業務委託する経営者として東京に採用支援、大阪に営業代行を置く。今後はDHMチームに参加する経営者を増やしていき、専門家の集まりとして掛け算で売り上げ拡大を目指すという。

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