TNTエクスプレス・ルーマニアは本年7月に、ブカレストにある本社を環境に優しい地域に移転しました。今回の移転先のビルは、新しいビジネスおよびコンベンション複合地域内にあり、グリーンビルディング協会(Green Building Council)の国際的な「エネルギーおよび環境デザイン・リーダーシップ(Leadership in Energy & Environmental Design)」プログラムの認定を受けています。
ブカレストで最も急成長しているビジネス地区の中心に位置するこのビルは、ベルギー・リエージュ、そしてオーストリア・ウィーンとの間を毎日運行しているTNT・ルーマニアの国内最大の国際エアおよびロード・ハブからわずか4キロメートルの地点にあります。本ビルは、最適化されたエネルギー性能、室内空気質制御、自然光の最大限の利用といった環境に優しい特徴を備え、TNTの環境保護に向けた長期的な取り組みに沿うものです。
新しいオフィスは、これまで異なる場所で働いていた様々な部署の130人の従業員が一つの拠点で仕事をする機会を提供します。TNT・ルーマニアのゼネラル・マネージャー、ボグダン・エナケ(Bogdan Enache)は、次のように述べています。「新しい環境に優しい施設への本社移転は、コスト効率を高めるほかにも、協働できる仕事環境をもたらし、ブランドの認知度を向上することにつながります。カスタマー・サービス部門を他の重要な業務に従事する同僚と同じフロアに構えることができることは、大きな改善です。今後、当社の従業員は社内のリソースをより迅速かつ効率的に共有することができ、カスタマー・サービスを強化することができます。」
ルーマニアは、TNTにとって重要な成長市場です。東欧最大の金融および産業センターの一つである、ブカレストの主要地区に本社を移転することにより、アクセスが容易になり、乗り継ぎ貨物の効率的な輸送が可能となることで、TNTの欧州ロード・ネットワークの増加する取扱貨物量のニーズに対応でき、リエージュにあるTNTの国際エア・ハブに接続しやすくなるといった恩恵を得ることができます。