Resorzが運営する海外進出専門ポータルサイト「Digima~出島~」が、2012年の海外進出問い合わせ傾向を発表した。
現在、月間相談件数が200件に上る同サイトでは、2012年の1月より12月まで月間相談件数が249%の成長率で増加するほど、日本企業の海外進出に対する要望が高まっている。
昨年の尖閣諸島問題の影響により、中国進出の問い合わせ割合が少なくなってきている反面、ベトナム、タイ、韓国などは増加傾向にある。中国はサービス業の問い合わせが多く、ベトナムは製造業、韓国は小売業、アメリカはIT業の問い合わせが目立つ。また、不動産や投資先としてミャンマーの問い合わせが増えてきている。こうした傾向は2012年10月以降際立っており、同社は2013年もこの流れが続くとみている。
問い合わせ内容は、現地での会社設立、登記代行や商標登録から会計士、弁護士の紹介など多岐にわたる。同社では丁寧な一次ヒアリングを行っているため、「現地に詳しいコンサルティングファームを紹介してほしい」「できれば現地に拠点があって現地プライスの企業」といった具体的な問い合わせが多い。
相談元の傾向としては、東日本大震災以降、東北地域の製造業、また、従業員規模が5,000名以上を超える大企業からの問い合わせも2012年後半は多かった。
同サイトは国内外500社の海外進出支援企業と提携し、海外130カ国にあらゆる業種の企業が進出できるプラットフォームを目指している。
<問い合わせ先>
Resorz
代表者 兒嶋 裕貴
〒153-0042
目黒区青葉台3−3−11 みどり荘
TEL 03-6416-5894
FAX 03-6416-5895
広報担当 鷲澤
http://www.digima-japan.com/
「フジサンケイビジネスアイ」