ダイニングの空間提案にも取り組む

クリナップ株式会社 掲載日:2018年7月31日

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クリナップ社長・竹内宏さん(62)

--中高級タイプのシステムキッチンの販売に力を入れている

「新商品を相次いで投入することによって、低下しているシェアを取り戻そうとしている。その一環としてイタリアのバルクッチーネと提携。超高級市場の開拓を進めている。また、高級分野では『セントロ』という自社商品でも攻勢をかけている。中級ゾーンについては35年間にわたって親しまれ、累計で165万セットの販売実績を残している『クリンレディ』を『ステディア』というブランドにあえて変え、9月から本格販売に乗り出す。事業を取り巻く環境は厳しいが一連の取り組みを契機に、業績の回復につなげる」

--他の領域での具体的な成長戦略は

「アジアを中心とした海外での売り上げ強化で、現地での供給体制の構築などを検討している。2018年度から3カ年の経営計画を展開しているが、最終年度までに海外の年間売上高を5倍の50億円まで拡大したい。キッチンだけでなくダイニングの空間提案も新たなビジネスとして取り組んでいく。このため、外部の企業と連携して新商品の提案も視野に入れている。EC(電子商取引)ビジネスを一部の商品で立ち上げているが、年間5億円レベルまで引き上げる考えだ」 --構造改革も重要な課題となる

「現在は低収益構造なので物流コスト対策も兼ね、いわき市(福島県)の生産拠点と岡山工場との間で連携を図りながら生産効率を高め、コスト削減を図る。組織のスリム化も進めていく。変革と意識の改革を進めることが新社長としてのミッションだと認識している。意識が変われば構造も変わる。構造が変われば結果も伴う。来年は創業70周年を迎えるので、新たなクリナップを作っていきたい」

【プロフィル】竹内宏
たけうち・ひろし 専修大商卒。1979年井上工業(現クリナップ)入社。2012年執行役員、14年常務執行役員、16年取締役。18年4月から現職。兵庫県出身。

「フジサンケイビジネスアイ」

 
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