顧客に合ったソフトウエア開発で業務効率化

株式会社ビーブレイクシステムズ 掲載日:2017年6月27日

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ビーブレイクシステムズ・白岩次郎社長

働き方改革の方針が政府から示され、各事業所が生産性向上に取り組む一方、働く現場の負担軽減が求められる中、営業から財務会計までの業務システムを一つに集約することで効率化する「統合型基幹業務パッケージソフトウエア」(ERP)の事業所への導入が拡大している。ERP開発を手掛けるビーブレイクシステムズは15日に東証マザーズに新規株式公開した。白岩次郎社長は「4年以内にアジアに進出し、将来はアジアでナンバーワンのERPを目指す」と話している。

--ERPが注目されている

「ERPは購買、在庫、プロジェクトの管理や、財務会計などの基幹業務を網羅しているソフトウエアのことで、事業者の幅広い業務を統合している。全ての情報が一元化されて業務が効率化でき、経営が“見える化”できる。生産性が向上し、働き方改革の実現にも貢献することから注目されていると思う」

--事業内容は

「一つの柱はクラウドERP製品をシステム、派遣、広告、インターネット、コンサルタントの5業種向けに特化して提供している。もう一つは大手ITサービス提供企業の開発案件に参画して、システム開発を行うシステムインテグレーション。各事業の売上高は半々だが、利益はERPが6割を占める」

--事業の強みは

「短納期、低コストでありながら、顧客の業務に合致したERPを開発するセミオーダーという独自の手法を確立している。従来、基幹業務システムは顧客に合わせて一から開発していた。業務に合ったシステムを構築できるが、納入までの期間が長くなりコストが高くなるデメリットがある。パッケージソフトを購入すれば導入期間は短く低コストですむが、実際の業務と合わない部分がでてくる。セミオーダーはシステムの基盤が用意されていて、搭載するアプリケーションは顧客が選ぶ。さらに微調整をすることで業務に合致したシステムを構築できる」

--販売戦略は

「当社のERPが対象とする5業種で100人以上の事業所数は、約3100社にすぎない。しかし、今後全業種に対応できるERPを開発すると、100人以上の事業所数では約5万9000社に広がり、対象顧客は約19倍になるとみている。販売エリアは現在、首都圏がメインだが、上場して知名度が上がったのを機に、国内拠点を拡充して全国展開し、さらにアジア全域への進出を目指す」

--成長のイメージは

「ERP市場は今後も成長すると予測されている。当社も成長事業と捉え伸ばしていく。初期費用、追加開発、保守など収益の間口が広く、高い収益が見込める。これにシステムインテグレーションを加えることで、両事業間でシナジーを発揮させる。人材の交流や技術ノウハウの共有などが考えられる。中長期的に毎年売上高を10%前後成長させたい」

【プロフィル】
白岩次郎 しらいわ・じろう 
上智大理工卒。1995年東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。98年SAPジャパン入社。2002年7月ビーブレイクシステムズを設立し、現職。44歳。東京都出身。

【会社概要】ビーブレイクシステムズ
▽本社=東京都品川区西五反田2-19-3 五反田第一生命ビル
▽設立=2002年7月
▽資本金=2億900万円
▽従業員=130人 (17年5月末時点)
▽売上高=10億9400万円 (17年6月期見込み)
▽事業内容=パッケージ開発・提供、システム受託開発・IT技術者派遣

「フジサンケイビジネスアイ」

 
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