3年契約のFC出店全費用負担 街の薬局活性化

(株)タキザワ漢方廠 掲載日:2017年1月17日


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独立支援型第1号店「KAMPO煎専堂KOBAYASHI」。木目と白を基調としたすっきりとした明るく入りやすい店舗づくりが特長だ=横浜市中区

漢方製薬会社のタキザワ漢方廠(さいたま市大宮区)は、フランチャイズ(FC)による出店攻勢をかける。昨年11月に1号店を横浜に出店。今後数年をかけて大阪、埼玉、東京などに展開する。売り物はFC出店の際に保証金やロイヤルティーなどを一切不要にしたシステムだ。加盟者に負担の少ない制度によって、経営難や後継者不足で減少している街の薬局薬店の活性化を図る。

同社独自のFCシステムは、主要都市やターミナル駅などの大型商業施設から要請があった場合に限って出店。薬剤師か、登録販売者の資格取得者であることを条件に、独立希望者を年齢、職歴などを問わず募集する。同社の正社員として採用し、東京・浅草の商業施設「まるごとにっぽん」で運営する直営店「KAMPO煎専(せんじ)堂」などで働きながら研修する。その間、接客や経営方法などについて習得し、出店要請があった場合に独立する。現在将来の独立を前提に4人採用されている。

加盟店は3年契約を交わし、アンテナショップとして全商品を同社から仕入れる。加盟金やロイヤルティーが不要であるだけでなく、開店準備や店舗運営にかかる仕入れ代金、テナント料、従業員給与、広告宣伝費などの全費用を同社が負担する。 各店の売上高から一定割合の営業手数料が支払われる。3年経過後には支援が終了して完全に独立する。 2018年8月に大阪・難波に出店する予定。ほかに埼玉県内と東京駅、新宿駅の商業施設から要請があり出店を計画している。現時点では対応できる人員の関係で、要望があった場合のみ出店しているが、将来は自ら独立支援店舗の開拓に乗り出すことも計画している。

ドラッグストアの大型化や郊外進出、医薬品のネット販売やコンビニ店舗での販売解禁などの影響で街の薬局薬店が減少している。

このため同社は取引先の既存の薬局薬店に対して14年から販売促進の支援をしている。具体的には店舗内で症状に応じた漢方煎薬を1杯378円の手頃な価格で体験できるコーナーを設置。薬剤師が健康に関する相談をすることで地域密着型健康相談所として集客する。加盟は無料で17年3月末までに300店舗を目標としている。

新たなFCは、薬剤師や登録販売者の資格を持つ人が独立しやすいよう考案した。ほかに取引先の薬局薬店の支店のような形で、経営者の身内や従業員が運営することを想定し、テナント料の一部を同社が負担する制度もある。

瀧沢努社長は「街の薬局薬店が活気づくことで、当社の販路も拡大する。共存共栄を目指していきたい」と話している。

「フジサンケイビジネスアイ」

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(株)タキザワ漢方廠


 
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