大規模改修追い風にイベント取り込み

株式会社横浜アリーナ 掲載日:2016年8月31日


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横浜アリーナ・尾崎英之社長 </b>

国内最大級の多目的ホール、横浜アリーナ(横浜市港北区)が、今年7月にリニューアルオープンした。1989年4月の開業以来初となる大規模改修で、利用者が快適に過ごせる施設に生まれ変わった。足元の事業環境について、「追い風が吹いている」という同社の尾崎英之社長に今後の戦略などについて聞いた。

--利用者数が年々増加している

「2015年は237万人と過去最高を更新した。11年以降、5年連続で増加している。昨年の施設の稼働日数は318日となり、稼働率は87.1%と高水準にある。好調の原動力となっているのがショーやコンサートといったイベント数の増加だ」

--国内イベント市場の動向は

「CDなどの音楽ソフトの売り上げが低迷する一方で、ライブといったイベント数は右肩上がりで伸びている。コンサートプロモーターズ協会(ACPC)によると、06年に約924億円だった国内ライブ市場は15年に約3186億円に増加。市場はわずか10年で約3.4倍に伸びた」

 --スポーツなどは

「イベントは音楽関連だけでなく、格闘技やバレーボールなどのスポーツをはじめ、企業の展示会、物販、集会など多岐にわたる。国内イベント市場は引き続き拡大することが予想される。当社の施設はイベントに応じて観客席を動かせるシステムを導入しており、こうしたイベントに幅広く対応できるように設計しているのが強み。こうした需要を取り込んでいく」

--大規模改修を行った

「今年1月から約半年間休館して実施した。照明をすべてLED(発光ダイオード)に交換したほか、施設正面には約366インチのLEDビジョンを新たに導入した。混雑緩和のため、女子トイレの個室数を増やしたほか、洗浄機能付きにするなどした」

--多目的ホールの競争も激化している

「競合施設は代々木体育館やさいたまスーパーアリーナなどだが、今後は東京五輪の施設が整備されるほか、25年度には中野区で最大1万人を収容できる施設などが完成する予定で、競争の激化が予想される。当社は施設の良さだけでなく、強みとする立地の良さや人材などを活用し、競争に勝ち抜いていきたい」

【会社概要】

▽本社=横浜市港北区新横浜3-10

▽設立=1986年11月5日

▽従業員数=22人

▽資本金=49億9999万9610円

▽事業内容=各種催し物のためのイベント施設の賃貸、各種催し物の企画実施など                    ◇

【プロフィル】
尾崎英之おざき・ひでゆき 青山学院大経営卒。1987年キリンビール入社。経理部経理企画担当、関連企業部、インダストリア・アグリコーラ・トーザン社(在ブラジル)副社長などを経て、2009年3月キリンホールディングス秘書室長。16年3月から現職。53歳。福岡県出身。

「フジサンケイビジネスアイ」

お問い合わせ先

株式会社横浜アリーナ


 
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