総合デジタルコンテンツ制作会社のジーアングル(東京都渋谷区)と、東京トレード(同江東区)は、東京トレードが運営するWebサービス「動画時代」(http://douga-jidai.jp)の活性化および、全国の優秀なクリエイターの採用につなげることを目的に業務提携する。
「動画時代」はカメラマン、ディレクター、アニメーター、CGデザイナー、ナレーター、YouTuberなど、動画制作に欠かせない全国のクリエイターを、法人個人・プロアマ問わず紹介する動画制作に特化したクラウドソーシング・サービス。各クリエイターは、審査にパスすれば無料で登録ができ、自身の経歴や制作実績、連絡先などをPRすることが可能。また、仕事を受注した際、一切のマッチング手数料を必要としないことも個人クリエイターにとって魅力となる。
クリエイターは動画時代のWebサイトから無料登録できる
現在、ジーアングルは東京本社に加えて札幌とフィリピンのセブ島に支局を設け、クリエイターの集積拠点としている。このリアルな拠点を、今後、全国47都道府県に拡大するため、「動画時代」に登録している現地のクリエイターを正社員として積極的に採用し、地域に根差した制作体制を構築すると共に若者の雇用促進を図りたいと考えている。
一方、東京トレードは、「動画時代」に登録したクリエイターの中から、特に優秀な人材と個別契約する。その上で「セミナーの撮影」、「イベントのライブ中継」、「建築物のドローン撮影」など、メニューごとに、サービスの内容と詳細な料金体系を記した全国統一基準の取材制作メニューを設定する。東京トレードとして動画品質に責任を持ち、決済などの手続きを代行することで、依頼者と制作者の双方の利益に資する体制を整備していく計画だ。