貸会議室事業のティーケーピー(TKP、東京都新宿区)は、マレーシアの家具製販会社であるディーンセイ&サンズと提携、家具販売事業に参入した。
日本でのディーンセイ製品の独占販売契約を締結した。TKPは国内外に約1600室、約11万6000席の宴会場・会議室を所有しており、これらの会場をモデルルームとして活用し販売する。
ディーンセイは1973年に設立されたホテル宴会場に特化した事業を展開。一般的な家具よりも快適性や耐久性に優れているといい、マレーシアをはじめとして日本やドイツ、南米など世界中で販売している。
エリザベス女王がマレーシアに来訪した際に家具を提供するなど品質の高さには定評があり、高級ホテルへの納入実績も豊富だ。
TKPは遊休不動産・土地を活用して空間を再生する事業を推進。ディーンセイ製の家具は2013年から採用しており、日本やニューヨーク、シンガポールなどでの宴会場・会議場で使用している。
「フジサンケイビジネスアイ」