代表取締役 原口 信克氏
映像処理技術を使ったさまざまなシステムの研究開発を行っています。昨年9月に映像鮮明化装置「ALTER ONE」を開発し、現在はこの映像鮮明化装置と動態検知装置が主力商品です。映像鮮明化装置は、夜間や水中だけでなく、逆行、雨や雪、濃霧、黄砂時などの映像もリアルタイムで自動処理して鮮明化できます。動態検知装置は、例えば工事現場で、人や自転車など、ガードマンだけでは見切れないところもあるので、工事現場の高い位置にカメラを設置して侵入禁止区域に入ると連動しているパイロンからアラームが鳴るというものです。このほかにも風力発電設備のウイング防御を目的としたバードストライク検知システムも開発しました。今後に向けて毛細血管の映像鮮明化などで医療機器メーカーと共同テストを実施しています。
当社の映像鮮明化装置は、映像の中にある肉眼では見えない色の階調を見やすく処理して鮮明化しています。機械側のレベル調整によって映像の中でも必要な箇所だけを鮮明化するという、プロ用の細かいチューニングもできます。防災・防犯としての使用が多く、納入先は警察や消防、地方自治体、建設会社や放送局です。防衛省や海上保安庁も顧客です。
3月には映像鮮明化モジュールとカメラを一体化した「ALTER ONE カメラ」を商品化します。また、動態検知装置の新製品も計画しており、バードストライク検知システムではドローンなど、鳥以外のものを検知できないか、という要望もあるので、バードストライク検知システムを応用して、さまざま分野に広げていきたいです。売上は今期3億円(前期は1億円)を計画していますが、来季は10億円にまで引き上げたいと考えています。
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