ピースマインド・イープのメンタル調査

■従業員向けにストレス対策助言

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ピースマインド・イープのコンサルタントの講義に聞き入るクライアントの研修生ら(同社提供)

 労働安全衛生法の改正により2015年までに従業員50人以上の事業所に社員のストレスチェックなどのメンタルヘルス対策が義務付けられることを受け、関連サービスの提供が相次いでいる。従業員支援プログラム「EPA」を提供するピースマインド・イープ(東京都中央区)の「いきいき職場調査プレミアム~ココロチェック~」はそうしたサービスの一つだ。

 同サービスは、約10年前にスタート。従業員のストレス状態だけでなく、ストレスへの対処や問題解決なども把握できる点が特徴だ。個人向けの分析結果のほか、結果を基に作成したストレス対策などを助言するリポートも作成する。当初、57問だった質問数は年々増加。昨年10月には100問になった。

 顧客企業の規模は従業員1000人以上の大企業が中心となるが、「今後は顧客層を広げていきたい」(ソリューション・デザイン本部の宮中大介コンサルタント)と意気込んでいる。

 ストレスチェックサービスの潜在需要は大きい。独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査「職場におけるメンタルヘルス対策に関する調査」によると、メンタルヘルスの実施率は従業員1000人以上が26.7%、同300~999人が19.9%、同100~299人が19.8%、同50~99人が18.0%にとどまる。従業員数が1000人を超える大企業でさえ4社に1社しか実施していない。今後、巨大市場への成長が期待される。法改正後、「問い合わせ件数も増え、手応えを感じている」(宮中氏)という。

 こうした有望市場を狙って参入企業は後を絶たず、競争は厳しくなるばかりだ。しかも、ストレスチェックサービスそのものの差別化は難しく、業界関係者からは「サービスの価格競争の激化が予想される」との声もあがる。

 こうした価格競争にのまれないために、同社が武器にしようとしているのが、数多くの職場の悩みや従業員の悩みを解決してきたコンサルタントやカウンセラーの力だ。ストレスチェックの調査結果を従業員に伝えるだけでなく、調査結果を基に人事・管理職に向けたコンサルティングまでを行うことで職場の改善までを提案し、差別化を図りたい考えだ。「きめ細かいサービスを提供することで、顧客を獲得したい」(ピースマインド・イープの宮中氏)と話している。(松元洋平)

【会社概要】ピースマインド・イープ
 ▽本社=東京都中央区銀座3-10-6 マルイト銀座第3ビル8階
 ▽創業=1998年
 ▽資本金=9025万円
 ▽事業内容=企業・組織向けメンタルヘルス対策支援事業など

「フジサンケイビジネスアイ」

 
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