TNTは、このたび発表された2012年ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)で、100点満点中87点を獲得しました。また、燃料効率、リスクおよびクライシス・マネジメント、環境方針並びに環境管理システム、人材開発の各分野で満点を獲得しています。DJSIは、最も長く利用されているグローバルな持続可能性ベンチマークであり、現在、16ヵ国の投資家および資産運用マネージャーに使用されています。
近年、TNTではCSR(企業の社会的責任)プログラムを強化し、各部門に分散することで、CSR活動が日々の業務の一部になるように努めてきました。CSRにおける最優先事項は、交通事故を防ぐ取り組みなど従業員の安全を確保すること、そして業務の効率性を最大限に高めることです。TNTでは、“ドライブ・ミー(Drive Me)”と呼ばれる社内コンペティションを通じて、燃料効率に優れた運転をドライバーに奨励しています。また、現在実施している“都市ロジスティクス(City Logistics)”プロジェクトを通じて、密集した都市中心部におけるゼロ・エミッション(排出ゼロ)配送を実現するための複数の手法を試みています。CSRの取り組みにおける第3の柱は、国連世界食糧計画(WFP)などとの、相互に恩恵のあるパートナーシップを通じた協業です。
DJSIは、株式市場、財務、経済情報を提供する世界有数のメディア企業である米国のダウ・ジョーンズ(Dow Jones)と、スイスの投資グループであるSAMグループ(SAM Group Holding AG)が運営する国際的なサステナビリティ格付システムです。