日商エレ、米Infineta Systemsと国内初の代理店契約を締結
~データセンター拠点間の増大する広帯域トラフィックを最適化~
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、クラウドサービス、ビッグデータ、ディザスタリカバリ、BCPなどによりデータセンター間の増大するトラフィックの最適化が望まれている中、同市場においてリーディングプロバイダーであるInfineta Systems, Inc.(インフィネタ、本社:米国カリフォルニア州、CEO:Raj Kanaya、以下、Infineta)と2012年5月に国内初となる代理店契約を締結しました。
WAN最適化装置であるData Mobility Switch(以下、DMS)の販売を本格的に開始し、Infineta初の海外進出先である日本の市場に展開します。
DMSは10Gbpsまでの広帯域トラフィックを最適化することができ、データセンター間向けアプリケーションや海外拠点を結ぶ通信を行うグローバル企業に最適なアプライアンスです。
従来のWAN高速化装置は、エンタープライズの本社-支社間のようなサーバーとユーザー間においてセッション数が10,000を超えるような箇所に適用され、アプリケーションレベルでの高速化を図るのに対し、Infineta DMSは、データセンター間のストレージバックアップやレプリケーションなど、セッション数は少なくてもセッションごとに太い帯域が必要とされる広帯域WAN(10Gbps)に適しており、TCPレベルでトラフィックを最適化します。クラウド、ディザスタリカバリなどの需要により、今後トラフィックが増大すると考えられるデータセンター間ネットワークや遅延が大きくなる海外との通信において、コスト効率よく体感速度を改善させることができるため、クラウドサービス事業者やユーザー、さらにはグローバルに事業展開されているエンタープライズ事業者にとっても最適な製品です。
┃製品の特長
・10Gbpsまでのデータレートのトラフィックを優先制御
・TCPレベルでトラフィックを最適化
・重複排除・圧縮を行うことで平均してトラフィック量を80%~90%削減
従来の製品がこれらをソフトウエアベースで行うのに対し、DMSはこれら3つの機能をそれぞれの専用ハードウエアで並列的に実行するため装置内で非常に高速な処理が行えます。
┃Infineta Systemsについて
Infinetaは大容量トラフィックWAN最適化システムの新興企業でありリーディングプロバイダーです。特許を取得しているVelocity Dedupe Engineによりデータセンター間の重大なトラフィックに対しスループット、拡張性、帯域容量を提供します。主要製品であるInfineta DMSは大容量トラフィックを高速化させるので、BCP、災害対策の観点で複数拠点の接続に適しています。
┃日商エレクトロニクスについて
日商エレは、世界の最先端技術やビジネスモデルの発掘をすることで、競争力あるユニークな製品・サービスを提供しています。国内初でビジネスを具現化した数々の実績、豊富な経験や技術力をベースに、データセンター間ネットワークソリューションの一つとしてInfineta DMSの販売を促進してまいります。
【お問い合わせ先】
[製品に関するお問い合わせ先]事業推進部門 マーケティング本部
第一プロダクトマーケティング部 小澤
TEL: 03-3544-8290 E-mail: infineta@nissho-ele.co.jp
[プレスリリースに関するお問い合わせ先]
IT&コミュニケーション室
IT&コミュニケーショングループ 岡田
TEL: 03-3544-3829 E-mail: pr-info@nissho-ele.co.jp
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