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日商エレクトロニクス株式会社

日商エレ、メトロネットワークソリューションを提供する米Cyanとアジア初で販売代理店契約を締結

#IT技術

日商エレ、メトロネットワークソリューションを提供する米Cyanとアジア初で販売代理店契約を締結
日商エレ、SDNに最適化されたメトロネットワークソリューションを提供する米Cyanと
アジア初で販売代理店契約を締結
~業界初の3Dによるマルチレイヤーネットワークの設計・監視・レポーティング機能を提供~

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、この度、米国Cyan, Inc.(サイアン、本社:カリフォルニア州ペタルマ、CEO:Mark Floyd、以下、Cyan)とアジア太平洋地域で初の代理店契約を締結し、同社の開発・製造するパケット・オプティカル・トランスポートプラットフォーム(以下、P-OTP)「Zシリーズ」と、業界初の3Dによるマルチレイヤーネットワークの設計・監視・レポーティング機能を持つSDNソフトウエアの国内向け販売およびサポートを10月1日より開始しました。

近年、映像・クラウド・モバイルサービスなどによるトラフィック増加が加速する中、ネットワークの大容量化・最適化は大きな課題であり、これらの需要を満たすネットワーク構築が積極的に展開されています。これに伴い、複雑化するネットワークを効率的に設計・監視する機能や、ユーザーごとにEnd to End SLA(サービス・レベル・アグリーメント)を保証する機能が求められています。

Cyanは、ROADMやDWDM、OTN、SONET/SDH、PBB-TEなどのトランスポート機能を統合したP-OTP「Zシリーズ」と、3Dによるマルチレイヤーネットワークの設計や監視機能、さらにサービスユーザーごとのスループットや遅延などのリアルタイム監視・レポーティング機能を持つSDNソフトウエアを提供します。SDNソフトウエアは、Cyanの提携ベンダーをはじめとした他ベンダー製品の設計・監視・レポーティングにも対応しており、ネットワークインフラ事業者網の複雑なマルチベンダーネットワーク環境において、効率的なEnd to End設計・監視・レポーティングが可能です。

┃製品の特長
◆マルチレイヤー対応P-OTP「Zシリーズ」
・ラインナップ
Cyan Z77 : 最大2.8Tbpsのクロスコネクト/スイッチング機能を有する14スロットタイプ
Cyan Z33 : 最大400Gbpsのクロスコネクト/スイッチング機能を有する6スロットタイプ
Cyan Z22 : 最大200Gbpsの伝送処理能力を有する全天候型2RUシャーシである2スロットタイプ
・全製品で、1スロットあたり100Gbpsのスループットを提供可能。40波長多重(Cバンド)をサポート。
・同一筺体でROADM、DWDM、OTN、SONET/SDH、PBB-TEなどの複数のトランスポート機能をサポート。
・他ベンダー製品とEthernet OAM(802.3ah、802.1ag、Y.1731)、Ethernet Ring(G.8032)ならびにTiming同期(SyncE, IEEE1588v2)における相互接続性を提供。

◆SDNソフトウエア
・設計ツール
Google Mapを利用して効率よく拠点・マルチレイヤーネットワークならびにサービス設計を行うツール。設計段階にて遅延レベルをシミュレーションし、サービスユーザーごとのSLAを定義することが可能。
・監視ツール
3Dによるマルチレイヤー・マルチベンダーネットワーク監視に加え、サービスユーザーごとのパフォーマンス監視など、さまざまな監視を行うツール。
・レポーティングツール
マルチレイヤー・マルチベンダーに対応したリアルタイムなSLAレポーティングを行うツール。

SDNに最適化されたCyan のSoftware-Defined Metro Network Solutionsは、通信事業者のメトロネットワークへの適用のみならず、クラウドサービス(IaaS)事業者やデータセンター事業者によるSDN展開を統合的に設計・監視する機能開発も見据えています。日商エレは、ネットワークインフラ事業者のSDN展開における拠点間最適化ソリューションとして、Cyanのソリューションを日本国内中心に幅広く市場に展開してまいります。

┃Cyan, Inc.について
Cyanは2006年に米国カリフォルニア州ペタルマに設立された、Software-Defined Metro Network Solutionsを提供する革新的なベンダーです。同社は各種サービスをSDNに統合化するためのP-OTPと、革新的な統合型SDN制御・監視ソフトウエアを提供しています。北米を中心に115社を超える通信事業者ならびにデータセンター事業者をはじめとするネットワークインフラ事業者に導入実績があり、本年より日本を含むアジア太平洋地域への展開を開始しています。

なお、同社は新興企業約6,000社を先進的な技術かつ事業性の両面より調査し、上位50社を評価するWall Street Journalの“The Next Big Thing”に2年連続で選定されています。
Cyanに関するより詳細な情報は http://cyaninc.comをご参照ください。

┃日商エレのキャリアWANネットワークソリューション
日商エレは、世界の最先端技術やビジネスモデルを発掘することで、競争力のあるユニークな製品・サービスを提供しています。今回のCyanの Software-Defined Metro Network Solutions取り扱い開始により、従来より取り扱うジュニパーネットワークスルーティングプラットフォームやInfinera Digital Optical Networkingプラットフォーム、ADVA Optical Networking アクセスWDMプラットフォームなどの通信事業者コアネットワーク向けキャリアWANネットワークソリューションと合わせて、End to Endのマルチベンダー・マルチレイヤーキャリアWANネットワークソリューションの提供が可能です。さらに、SDN市場に対し、これらを含めたトータルSDNソリューションを提供することで、国内におけるクラウドイネーブリング事業を支援強化してまいります。

【お問い合わせ先】

[サービスに関するお問い合わせ先]
事業推進部門 マーケティング本部
第一プロダクトマーケティング部 井田
TEL: 03-6272-5740 E-mail: cyan@nissho-ele.co.jp

[プレスリリースに関するお問い合わせ先]
IT&コミュニケーション室
IT&コミュニケーショングループ 岡田
TEL: 03-6272-5014 E-mail: pr-info@nissho-ele.co.jp

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