3年連続で宮城県警察より受嘱 ネット社会の防犯に取り組む「サイバーパトロール隊」始動
宮城県警察では、2007年よりサイバー空間の安全確保を目的とした、インターネット内(サイバー空間)の違法・有害情報の監視活動を官民一体でおこなっています。近年、TwitterやLINEをはじめとしたコミュニティサイトでの青少年に対する犯罪やトラブルが全国的に年々増加しており(*2)児童ポルノや薬物の売買などの犯罪に青少年が巻き込まれないように監視し、未然に防ぐ活動が急務となっています。
2016年度より、キューアンドエーは自社事業で培ったテクニカルサポートの知見から在籍するICTの有識スタッフによるサイバーパトロール隊を仙台拠点に編成し、CSRの一環としてサイバーパトロール活動をおこないました。特にSNSを中心とした児童被害が増加していることから県警が2017年7月~9月におこなったTwitterの集中パトロールにも協力し、52件の削除要請を実施いたしました。
2018年度も、検索サイトを活用して、インターネット内の違法・有害情報の監視活動を実施します。また、児童買春および児童ポルノの被害児童数の増加を受け、インターネット利用者の防犯意識向上および児童被害の削減を目指した特定コミュニティサイトにおけるパトロールを強化してまいります。さらに2017度は、Twitterに加えスマートフォンのトークアプリを使った児童被害が急増していることから、監視や通報対象を広げ、パトロール活動をおこなってまいります。
キューアンドエーは今後も、多くのお客さまが安心・安全のもと快適なネットライフを過ごせるよう、国や官公と一体となる活動を推進し、ICTの発展の中で豊かな社会づくりに貢献いたします。
*1 サイバー防犯ボランティア活動
インターネット内(サイバー空間)における防犯ボランティア活動のことをいい、①犯罪被害防止のための教育活動、②広報啓発活動、③サイバー空間の浄化活動(サイバーパトロール)、④悪質な利用者への指導・注意の4つの活動を中心に取り組み、サイバー空間における規範意識の向上に貢献する個人や団体。
参考:「サイバー防犯ボランティア活動マニュアルの概要」
http://www.npa.go.jp/cyber/policy/volunteer/manual_outline.pdf
*2 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について(警察庁:2018年4月26日発表)
https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/H29_sns_shiryo.pdf
<参考>
「宮城県警察サイバーパトロール・モニタ-委嘱式」開催について
・日時:2018年5月16日(水)14:00-15:30(委嘱式・研修会)
・場所:宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 宮城県警察本部 4階大会議室
・内容:委嘱式(14:00-14:20)
研修会(14:30-15:30)
<キューアンドエー株式会社> https://www.qac.jp/
ICTデジタル製品(パソコン、プリンター、情報家電、通信機器など)に関連して生じる故障などのトラブルや接続、操作や利用・活用に係る疑問などを解決するICTサポートサービス事業を主たる業務とする。自社サービスとして「機器補償サービス」も展開。キューアンドエーが提供するICTサポートサービスは「コンタクトセンターサービス」「オンサイト(訪問)サポートサービス」で構成されており、ICTに関するトータルサポートサービスを提供している。
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