商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果(1月分)
【今月のポイント】調査期間:1月16日~22日
業況DIは、緩やかな回復基調続くも、足元で一服。
先行きはほぼ横ばい
○1月の全産業合計の業況DIは、▲14.4と、前月から▲1.1ポイントの悪化。
○電子部品や産業用機械、自動車関連を中心とした生産や、インバウンドを含めた観光需要は堅調に推移するものの、深刻な人手不足の影響に加え、鉄鋼、農産物などの仕入価格や燃料費の上昇による収益圧迫から、建設業や飲食・宿泊業などサービス業の業況感が悪化した。ただし、「好転」から「不変」への変化も押し下げ要因となったことに留意が必要。中小企業の景況感は、総じて緩やかな回復基調が続いているものの、足元で一服感がみられる。
○先行き見通しDIは、▲13.6(今月比+0.8 ポイント)とほぼ横ばいを見込む。
【今月の付帯調査】2017年度の新卒採用(2018年4月入社)の動向
■2017年度の新卒採用(2018年4月入社)について、「実施した」企業は34.4%と前年同月調査に比べ、6.2ポイントの減少。
■「実施した」企業の充足状況は、「計画通りに採用できた」が36.6%、「採用できたが計画した人数には満たなかった」は47.7%、「募集したが採用できなかった」は15.7%。
※付帯調査の本テーマ(採用・人手)の過去の調査結果は、LOBO調査のホームページにて、ご確認いただけます。
URL: https://cci-lobo.jcci.or.jp/survey_cat/employment
【お問い合わせ先】
産業政策第一部 電話03-3283-7630日本商工会議所のプレスリリース