商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果(11月分)
【今月のポイント】調査期間:11月14日~20日
業況DIは、改善。
先行きは持ち直しへの期待感みられるも、ほぼ横ばい
○11月の全産業合計の業況DIは、▲14.9と、前月から+1.1ポイントの改善。
○電子部品、自動車、産業用機械関連を中心に製造業が全体を牽引したほか、インバウンドを含む観光需要の拡大や、消費の持ち直しを指摘する声が聞かれた。他方、人手不足の影響拡大や、仕入価格、運送費の上昇、消費者の節約志向が引き続き中小企業のマインドに影響を及ぼしており、業況改善に向けた動きは力強さを欠いている。
○先行き見通しDIは、▲15.4(今月比▲0.5 ポイント)とほぼ横ばいを見込む。
【今月の付帯調査】コスト増加分の価格転嫁の動向(BtoC、BtoB)
□BtoC
➣コスト増加分の価格転嫁ができていない企業は計75.8%となり、前年に比べ7.4ポイントの増加
□BtoB
➣コスト増加分の価格転嫁ができていない企業は計76.2%となり、前年に比べ8.9ポイントの増加
※LOBO調査のホームページでは、付帯調査のテーマ別(採用、設備投資など)に過去の調査結果を一覧表示できます。ぜひご活用ください。
https://cci-lobo.jcci.or.jp/
【お問い合わせ先】
産業政策第一部 電話03-3283-7630日本商工会議所のプレスリリース