【ステップアップ】バリューデザイン プリペイドカード事業を強化

株式会社バリューデザイン 掲載日:2013年10月4日

■クラウド型で初期投資を抑制

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海外事業の強化にも意欲を示す尾上社長=東京都中央区

 電子マネーの発行システム事業を展開するバリューデザイン(東京都中央区)は、システムを導入した企業の店舗のみで利用できるチャージ式プリペイドカードの発行額を大幅に拡大する。初期投資を抑制でき、顧客の囲い込みを効率的に行える点が評価されているためで、2014年6月期は前期比約70%増の1000億円を見込む。シンガポールをはじめ、東南アジア諸国へも積極的に進出するほか、米国などで普及が進んでいるVISA加盟店でも決済できるシステムを導入した。

 同社が提供するクラウド型システムは、チャージや決済などのカード利用情報が、インターネットを経由してサーバーで管理される仕組み。このため企業の初期投資は、カードとその読み取り機だけで済み、サーバーなどを自前で用意するのに比べてコストを抑えられる。

 カードの使用は自社の店舗に限られ、顧客の囲い込みに有効だ。利用頻度などに応じてポイントがたまる機能も用意しており、チャージするごとにポイントを付与する仕組みを採用する企業が多いという。

 また、システムを提供するだけではなく企業ごとに担当者を配置するきめ細かなサービスを展開。顧客の購買頻度に応じて獲得ポイントを増やしたり、1000円分のチャージで1100円分を利用できる販促策を提案するなど、売り上げの拡大に向けた施策を導入企業と一緒になって検討する。また「導入社数が増えたことで、成功するためのノウハウを着実に蓄積している」(尾上(おのえ)徹社長)点を武器に、他社の成功事例も提供する。

 導入が進んでいるのは、スーパーマーケットやドラッグストア業界が中心。また、ハンバーガー店「モスバーガー」を手がけるモスフードサービスなどの大手外食チェーンでも、着実にシェアを拡大している。14年6月期の導入社数は前期比1.5倍の500社を目指している。

 海外については昨年、中国と韓国に進出。年内にはシンガポールでも事業を展開する計画だ。その後も「香港、タイ、インドネシアへも進出していきたい」と尾上社長は意欲を示す。

 また、国内外のVISA加盟店でも、プリペイド機能を利用できるシステムの提供を開始した。事前にチャージした金額の範囲内でクレジットカードと同様に加盟店での決済に利用できるようにした。すでに150万枚を発行し、今後2年間で1000万枚を目指すという。(芝友和)

【会社概要】バリューデザイン
 ▽本社=東京都中央区日本橋茅場町2-7-1 アソルティ日本橋茅場町5階
 ▽設立=2006年7月
 ▽資本金=4億367万円
 ▽従業員=30人
 ▽事業内容=クラウド型プリペイドカード関連システムの提供、運用支援

「フジサンケイビジネスアイ」

お問い合わせ先

株式会社バリューデザイン


 
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