社団法人ジャパン・パーソナル・ブランディング協会は今月3日、東京サンケイビルにて、第1回センスアップ検定(センスアップアドバイザー認定試験)を実施した。
同検定は「人のセンスは生まれつき」と「お洒落」を諦めてしまっている人や、お洒落をしてはいるけれども自分のセンスに今ひとつ自信が持てない人のために、日本で初めて「センス」を公的な「スキル」として客観的に習得し、スキルがあることを対外的に証明するための資格として発足した。
第1回の受験者数は47人で、多くはアパレル関係の仕事に携わる人たちが自分のセンスを証明する手段として認定試験を受験した。男性が3割ほど受験しており、事後のアンケートでは、「これからは男性もオシャレが必須。合格したので『認定センスアップアドバイザー』として自分の名刺などに記載して、オシャレを証明することができて嬉しい」などの意見があった。
同協会の谷澤史子代表理事の谷澤氏は「この検定は、女性はもちろん、昨今の男性のメンズビューティーに対する意識の向上にとっても役に立つものだと確信している」と話す。同協会は、センスアップアドバイザー資格を取得することで生まれるメリットとして、①自分自身の「内面・外見」センスが向上され、検定によって「客観指標」として通用させることができる②自分のキャラクター・体型・顔型・イメージに合った、的確なファッションスタイルが見つけられる③家族や友人へも、センスアップアドバイザーとして、検定資格を有効活用することができる-などを挙げている。
第2回センスアップ検定は9月開催を予定しており、アパレル業界への就職や転職に生かせる内容を学ぶことで就職後に役立つ内容をさらに盛りくんでいく。
「フジサンケイビジネスアイ」