≪審査員特別賞≫ベルニクス
「イノベーションズアイ・アワード2012」受賞企業発表

新聞掲載PDF

20131203-IMG_9921.JPG
「イノベーションズアイ・アワード2012」の受賞企業と出場プレゼンター(2)

 12月7日、東京サンケイビルで「イノベーションズアイ・アワード2012」ファイナルプレゼン大会が開催された。ウェブ投票および新聞社推薦で選出された10社が新製品や新規事業のビジネスモデルを競い、シュアール(神奈川県藤沢市)が大賞、ベルニクス(さいたま市南区)が審査員特別賞、ガウディア(横浜市)がオーディエンス賞を受賞。同アワードではビジネスマッチング交流会も行われ、約110名の来場者が親睦と交流を深めた。

≪審査員特別賞≫ベルニクス

20121227-IMG_9612.JPG
館野竜太プロジェクトリーダー

--電動アシスト自転車という異分野に挑戦されました

 私たちにとって、この事業自体がまったく初めてのチャレンジです。企画段階から販路開拓、事業展開に至るまで、まさに試行錯誤の連続ですが、新しい事業に挑戦できること自体が楽しく、やりがいがあります。

--プレゼンのポイントは

 最も伝えたかったのは「子供の安全を守る」という部分。2010年12月~11年7月に国民生活センターと消費者庁が行った調査では自転車の転倒・転落事故で、子供が顔や頭に怪我をする大きな事故が50件起きています。そういう事故をなくしたいと思ったことが、開発のきっかけであり、自分たちの製品で変えていきたいことなのです。電動アシスト自転車自体は世間に数多くありますが、今日のプレゼンでは、私たちがどこにテーマを置き、どんなことを重視しているのかを、うまく伝えることができたのではないかと思います。

--今後の展望は

 プレゼンを通じて、電源装置メーカーである当社が、電動アシスト自転車あるいは自転車事業に、さまざまな形で参画できる可能性を示すことができました。今後、無線通信技術を用いて簡単に管理できるレンタルサイクル事業の開始も視野に入れ、エレクトロニクスメーカーとしての特色を生かした事業展開を行っていきたいですね。

                   ◇

■特別賞 プレゼンテーマ
 「子供の安全を守る」電動アシスト自転車/転倒時の衝撃から子供を守るセーフティバー、LED方向指示器・ブレーキランプ等を装備。乗りやすく、子供を乗せやすい低重心設計などの特徴がある。走行中にバッテリー充電が可能な「回生システム」など、電源装置メーカーならではの工夫も凝らされている。

【会社概要】
 設立:1978年6月
 代表者:鈴木正太郎
 本社:埼玉県さいたま市南区根岸5-7-8
 事業内容:各種電源装置、電源システムの開発、製造など
 連絡先:(電)048・864・7733 URL:http://www.bellnix.co.jp/

「フジサンケイビジネスアイ」

おすすめコンテンツ

商品・サービスのビジネスデータベース

bizDB

あなたのビジネスを「円滑にする・強化する・飛躍させる」商品・サービスが見つかるコンテンツ

新聞社が教える

プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。

広報機能を強化しませんか?

広報(Public Relations)とは?

広報は、企業と社会の良好な関係を築くための継続的なコミュニケーション活動です。広報の役割や位置づけ、広報部門の設置から強化まで、幅広く解説します。