「クリック」で日本を元気にする

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 なでしこジャパンがワールドカップを制した。だが、優勝するまではスポーツとして女子サッカーはほとんど注目されていなかった。なでしこは言うに及ばず、実はまだまだ知られていないスポーツは多い。そんなマイナーなスポーツを「スポクリ」というサービスで応援している会社がJMSである。クリックで応援するとはどのようなものなのか。同社の代表取締役社長衛藤涼太氏に聞いた。

 「スポクリはクリック募金という仕組みとほぼ同じシステムを使っています。弊社のクリック募金はホームページ上にあるボタンを押すと1円募金ができる仕組み。ただし、クリックした本人ではなくそのボタンについているスポンサーが代わりに募金をする。クリックするとスポンサー企業のホームページが表示され、その対価として1円募金をします。」なぜ、クリック募金の仕組みを利用しようと思ったのか。

 「当社が支援していくのは基本的に集客がまだ難しい、マイナースポーツやニュースポーツ、障害者スポーツなどです。集客が難しいスポーツではなかなかスポンサーが納得できる費用対効果を出すことができない。その点、インターネットであればtiwtterやfacebook、mixiなどを使って自分のファンを100人、1000人集めるのはそれほど難しいことではありません。さらにユニフォームスポンサーなどでは分かりにくい広告効果も、インターネットであればクリック数を計測するのは容易。あくまでもクリックされた数だけスポンサー費用を支払うので、スポンサーは納得してスポンサー費を払っていただけます。」

 「スポーツを応援することは、企業にとっても大きなイメージの向上になります。また、障害者スポーツなどの支援を行っていけばCSRの活動にも繋がります。有名なスポーツであればスポンサー費用も高額になりますが、スポクリであれば1万クリックから支援できます。スポンサー企業のホームページが1万回閲覧されれば、広告効果も必ず現れるはずです。スポーツを応援して、企業も元気になる。クリックで日本を元気にしていきたい」と意気込む衛藤社長だ。

株式会社JMS
代表取締役社長 衛藤 涼太
TEL 03-5843-7650   FAX 03-5843-7649
http://jpnms.co.jp

「フジサンケイビジネスアイ」

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