電話番号をキーとしたマーケティングソリューションサービスを手がけるジンテック(東京都千代田区)は、電話番号の利用状況を判断するTACS(Telelist Automatic Cleaning System)を展開している。
TACSは電話番号(固定電話・携帯電話)のリアルタイムの利用状況を、相手先の電話機のベルを鳴らすことなく判定する、電話番号クリーニングシステム。電話機に着信しないので、通話料は発生しない。このシステムは社内に設置することで、手入力での検索から、他システムと連携した自動化システムまで構築することが可能になる。また、電話番号データをジンテックに預けることもできる。
API(Application Program Interface)での連携も可能で、httpAPIを介してウェブから利用でき、インターネットへの接続環境があれば、世界中のどこでも日本国内の電話番号の利用状況がわかる。仕組みは簡単で、電話番号のデータベースを抽出してTACSから発呼すると交換機から自動的に公開信号(切断理由)が返ってくる。この公開信号を読むことで、相手先の利用状況を把握することができるというものだ。
このTACSを利用することで、相手先の事前審査や無駄なDM発送の回避など、導入企業によって様々な使い方が出来る。
現在、世界14ヵ国で特許を取得。ジンテックは、今後も技術改良を重ね、新たなサービスを提供していく予定だ。
ジンテック
東京都千代田区二番町11-7
☎03・5276・3301
http://www.jintec.com/index.html
「フジサンケイビジネスアイ」