中古スマホの品質基準改定 バッテリー劣化追加、認証制度も創設

株式会社携帯市場 掲載日:2019年11月29日

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中古スマホに関する認証制度をアピールするRMJの粟津浜一会長(左)ら=28日、東京都中央区

国内の中古スマートフォン販売事業者などでつくる業界団体「リユースモバイル・ジャパン(RMJ)」は28日、中古スマートフォンを販売する際の品質を表す統一基準(ガイドライン)を12月から改定する。評価項目にバッテリーの劣化度合いを新たに加え、中古スマホに対する消費者の不安を解消する。併せて、ガイドラインに従っている事業者を示す新しい認証制度も創設し、国内での中古スマホの流通量を増やしたい考えだ。

中古スマホのガイドラインは今年3月に策定した。傷や汚れ、機能に不具合がないかなどを確認し、未使用品から激しい損傷のあるものまで5段階で格付けしている。最近のスマホにはバッテリーの消耗具合を表示できる機能が搭載されており、評価項目に加えることにした。

また、中古スマホの販売事業者に対し、決められたガイドラインに適合していることを示す認証制度を新たに設ける。12月16日から認証の受け付けを開始。外部有識者などで構成する審査機関が審査し、2020年4月までに全国で約1000拠点での認証を目指す。ガイドラインに反する事業者には是正勧告や警告、認証取り消しなどの罰則規定を設ける。

10月に施行された改正電気通信事業法では、端末代の割引への規制を強化。通信料金と端末代の分離が義務化された。消費者の間には安価な端末を求めるニーズが高まっており、総務省は中古スマホの市場拡大などを見込む。RMJの粟津浜一会長は「(中古スマホは)消費者にとって、今まで以上に安価で拘束されない自由な選択肢になる」と話す。

ただ、実際に中古スマホの流通量が増加するかどうかは未知数だ。携帯電話大手は、端末の下取りを前提に分割払いの残債を免除する割引施策を行っているが、下取りしたスマホは仲介業者を通じて海外市場に流出しているといわれる。

 
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