■サービス拡充に対応、海外も視野
人工知能(AI)によるチャットボットサービスを手掛けるコンシェルジュ(東京都千代田区)は、サービスブランドの名称を「kuzen(クウゼン)」に改めるとともに、新たにマーケティング、カスタマーサポート、社内業務自動化をサービスのラインアップに加えた。将来の海外展開も視野に入れる。
マーケティングの「kuzen-Engage(クウゼン・エンゲージ)」では、LINEやFacebookのメッセンジャーを使用してサービスを提供する。カスタマーサポートの「kuzen-Support(クウゼン・サポート)」は、主に消費者からの問い合わせを自動化する。社内業務自動化の「kuzen-Automate(クウゼン・オウトメイト)」は、社内の問い合わせや経費申請、営業担当者の商談記録をビジネスチャットを通じて行う。
クウゼンは日本語の「空前」を由来とし、今までにないもの、顧客の想像を超えたものを提供するという思いを込めたという。サービスのグローバル展開を目指す上で、呼びやすく認知しやすい点も意識した。
従来は「ConciergeU(コンシェルジュ)」の名称で2016年にサービス提供を開始。それ以来、サービスラインアップの拡大や機能拡充を図ってきた。今回のブランド変更を機に、顧客の課題解決に向け、適切なソリューションを提供できる体制を整える。
「フジサンケイビジネスアイ」