クリナップのシステムキッチン「ステディア」
クリナップが昨年9月に発売した中高級クラスのシステムキッチン「STEDIA(ステディア)」の販売台数が年内にも5万台を突破する見通しとなった。従来の「クリンレディ」に比べ2割増のペースという。同クラスでのシェア2割の維持・向上に向け、人気の高い機能であるステンレスエコキャビネットの特徴を訴求する広告展開を新たに始める。
発売1周年を機に購入者アンケートを実施し、ステディアの魅力を調査。その結果、購入検討時に最も評価したことは機能性で6割の評価を得た。
中でもステンレスエコキャビネットの人気が高く、湿気や汚れ、臭いに強く、清掃性が高い点に注目するコメントが多く寄せられた。またボタン一つでファンフィルターをお湯でしっかり洗浄できたり、作業中の水流でタンク内の細かなごみを集めて排水口へ流したりする点も購入の決め手になったという。
実際に使用し満足したことも聞いた。収納力について「満足」と「まあ満足」を足すと93.5%に達した。前モデルのクリンレディで1999年に開発され、今では業界標準となった足元収納、調理時の動線や使用頻度を考慮した引き出し機能の満足度も高かった。
「フジサンケイビジネスアイ」