昨年9月に開催された第1回サミット=2017年9月21日、東京の虎ノ門ヒルズフォーラム
海外ビジネスのコンサルティング事業を手がけるTEAMZ(東京都千代田区)は22、23日、世界の投資家とスタートアップ企業をつなげる「TEAMZビジネスサミット」を東京・本郷の東大伊藤謝恩ホールで開催する。
日米中など計6カ国から10社のスタートアップ企業が事業について発表し、その場で投資家からアドバイスを受けることができる。発表された事業に投資家が興味を持った場合、翌日に商談機会が設けられる。当日の模様は中国大手メディア「網易(ネットイース)」により国内外にライブ配信される。
昨年9月に開催された第1回サミットには世界20カ国から一般参加者を含む約200人が参加。登壇した25社のうち5社に出資オファーがあり、現在も交渉中という。
同社代表の楊天宇氏は「海外と比べて日本のベンチャー投資は金額が小さく、スピードも遅い。世界で活躍する投資家を日本に呼び、事業資金だけでなく海外の人脈なども提供することで、日本のスタートアップ企業がグローバルに成長できる土壌をつくりたい」と話す。
同社はサミット運営以外に、コンサルティング事業の一環として海外企業の日本進出支援に力を入れていく。
「フジサンケイビジネスアイ」