経営コンサルティングのリブ・コンサルティング(東京都千代田区)は、韓国有数の私大である延世大学行政大学院と提携、9月から12月にかけて韓国の日系駐在員を対象とした経営教育プログラム「アドバンスト・エグゼクティブ・プログラム」を開講する。
日本と韓国の架け橋となる“民間外交官”を毎年60人ほど育成していくのがねらい。このため日系企業の駐在員がどのような知識を必要としているのかを、ヒアリングした上でプログラムを組んだ。
具体的には、(1)韓国社会への理解を深める講座(政治経済、文化、芸術など)(2)ビジネススキルを身に付ける講座(マーケティング戦略、オペレーション戦略など)-の二本柱によって構成。全12週にわたって12のテーマを学習する。また、毎回20分間の質疑応答の時間も設け、受講生の悩みや課題に応える。
講師陣は韓中比較文化研究所理事長のイ・オリョン博士など、韓国が誇る講師陣をそろえ日本語で講義を受けることができる。
延世大学は、韓国の大学評価ランキングで常に国立ソウル大の次にランクインする名門。プログラムの修了生には修了証が授与され、大学の同窓生となる。
「フジサンケイビジネスアイ」