飲食チェーン大手であるダイヤモンドダイニンググループの複合アミューズメント施設チェーン運営会社、バグース(東京都港区)が、訪日外国人をターゲットにした新業態の飲食運営に乗り出す。
スポーツ放映時の店内イメージ(完成予想図)
4日には東京都港区の六本木・芋洗坂下に新店舗「ザ パブリック シックス トウキョウ」を開設。2020年の東京五輪に向け、増加する訪日外国人の集う場として定着させるとともに、日本の質の高い“パブフード”を世界に発信する。
新店舗は、ダイヤモンドダイニングの松村厚久社長がエグゼクティブプロデューサーを、飲食店チェーンを運営するゼットンの稲本健一会長がクリエイティブディレクターを務める。デザインはグラマラスの森田恭通氏が手掛けた。
店内には、大型スクリーンのほか、12台のモニターと11台のスピーカーを完備。五輪も含め、注目のゲームや国際試合の際には、スポーツバーへと変貌する。落ち着いたバーの趣を持ちつつ、イベント時などにはエキサイティングな空間に変化する、といった“静と動”を兼ね備えているのが特徴だ。
コンセプトは「ジャパニーズ ガストロ パブ」。英国で誕生した「ガストロ パブ」は、“高品質な食材を使用した料理を出すパブ”として近年人気を博している。同社は、その雰囲気を参考にしつつ、日本の優れた食材を生かした料理を提供することで、日本オリジナルの「ガストロ パブ」を追求する。
「フジサンケイビジネスアイ」